■予告
■あらすじ
脳とわずかな記憶を残して全身が機械化された、公安9課最強の捜査官・少佐は、全世界を揺るがすサイバーテロ事件を発端に記憶が呼び覚まされるが、そこには驚くべき過去が隠されていた。
■Review
『ゴースト・イン・ザ・シェル』(原題:Ghost in the Shell)は、日本の漫画、士朗正宗原作の『攻殻機動隊』を押井守監督がアニメ映画にした『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』を実写化したものです。
攻殻機動隊は私自身漫画もアニメも見たことない形でこの映画を見ました。
だからファンだから見たいというよりかは、ただ面白そうだし日本の大人気作品をどうやって実写化するのか気になったから見ました。
とりあえずこれを見て原作ファンはどう思うか分かりませんが、私は割りと良かったと思いました。
特に心に残ったり余韻が残るような映画ではありませんが、ただ単純にSF映画を楽しみたいというときに見ると良いと思います。
個人的に良かったのは映画の世界観やCGです。
ビルの上の広告や標識なんかが、バーチャル映像が浮かび上がっていて、
それほど現実とかけ離れた世界じゃないからなんとなく何年後かにはこうなるんだろうなと思ってしまうくらい、リアルで美しい世界観でした。
映像だけで楽しめる映画ではありました。
ブレードランナーが好きな人はこの映画も好きになると思います。似ている部分はあるので
アクションは銃撃戦や格闘アクションで、途中スローが入ったりしました。
個人的にたくさんスローが入るとリズムが悪くなるから嫌なんですが、これはいい感じにスローをいれていたし、映像が映像で魅力的だったのでこれはこれでありかなと思いました。
スカーレット・ヨハンソンは好きな女優の一人です。演じた少佐も素晴らしいです。
公開前にネットで叩かれてはいましたが、原作を見てない私からするとこれはこれで良かったし、
映画の中に登場するキャラで機械ではあるんですが人間のような心や動きをしていたので親近感はありました。
北野武もこの映画に出てて、演技は良かったし、やっぱりこの人自身がカリスマ性があるから演じるキャラとマッチしていました。
北野武は日本語で喋って、他の人は英語で喋ってます。
最初なにか脳に翻訳するシステムがあるのかと思ったんですが、特にこれといった説明はされません。
別に北野武に英語で演じてほしいとは特に思ってませんが、
けどやはりそこら辺の説明は簡単でもいいからして欲しかったです