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映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(1995)』評価&レビュー【Review No.233】

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■映画情報


公開日/1995年8月12日

上映時間/45分

監督/岩井俊二

製作国/日本

■あらすじ

小学校最後の夏休み、プールの掃除当番ため登校していた典道、祐介、なずな。祐介は、典道に水泳の競争で勝った方がなずなに告白するという話をもちかける。

引用元:打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(1993) : 作品情報 - 映画.com

■Review


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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?は、岩井俊二が当初ドラマ用に製作した作品。Vドラマとして初の日本映画監督協会新人賞を受賞する快挙を成し遂げました。


この作品は2017年に公開される同名作品のアニメリメイクとして劇場公開されます。
その2017年のアニメ映画の前に、作品を知っておこうと思い鑑賞しました。


ちなみに今回すこし体調不良のためレビューが少し手抜きではあります。すいません






この作品の素晴らしいのは、まず演技力です。
特に子役なんかは今の子役と比べ物にならいくらい非常に素晴らしい演技をしていました。


5~6人くらいの子役はいましたが、どの子も小学生らしい行動や台詞をしていましたし、
見た目やしゃべり方からキャラがしっか
り見えていたのも良かったです。
あまり映画とは関わらないだろうなという子も結構最後まで好きになれたというキャラもいました


他の役者の演技も素晴らしいです。大人組はそれほど出ていないし、子役メインの映画でしたが、
唯一印象に残ったのはなずなの母親の石井苗子です。
彼女はあまり出てきてはいませんが、目の睨み具合と雰囲気でこの母親の存在を強く表していました。





また、その当時のゲームやテレビ番組が出てきたりして当時の大人たちはノスタルジックな気持ちになるでしょう。


またカメラは特別良いものを使っているという訳ではありませんが、
この映画の雰囲気に合っていました。


この映画の脚本は素晴らしかったです。
キャラも良ければ脚本もいいです。
子供ならではの背伸びした感じだったり、好きな人には悪口を言ってしまうというのも共感してしまいます。


もしも自分が○○だったら。これも今大人の人でも子供でも考えることでしょう。
しかし、それがどんな事でも忘れられない夏休みになるでしょう。
そういう思い出や冒険を忘れてはいけないということを教えてくれたように思いました。


■評価


最終評価は・・・




☺☺☺☺☺|☺☺☺☺⚫

9/10です。

 


アニメ版の映画を見る前や見た後に、是非見てほしい作品です。
アニメ版は私が気になっていた邦画でもあるので、時間があれば見に行こうと思います。





はい、そんな感じで!

それでは!