■予告
■あらすじ
20XX年、乗客5000人を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号が、新たなる居住地を目指して地球を旅立ち、目的地の惑星に到着するまでの120年の間、乗客たちは冬眠装置で眠り続けていた。しかし、エンジニアのジムと作家のオーロラだけが予定よりも90年近く早く目覚めてしまう。絶望的で孤独な状況下で生き残る方法を模索するうちに、2人は惹かれ合っていくのだが……。
■Review
『パッセンジャー』(原題:Passengers)は、アカデミー賞で作曲賞と美術賞にノミネートされた宇宙船での生活を強いられた男女のSFラブストーリーです。
公開しているときに見に行こうと思いましたが、あまり評判は良くなかったらしいので今回はDVDでの鑑賞です。
その前評判を見てから鑑賞はしましたが、以外と私は楽しく見させて貰いました。
勿論いくつか不満点はありますが、それでも見ていて面白かったです
映像と音楽は素晴らしい作品でした。映像は宇宙の風景はきれいだし、宇宙船のCGも良かったです。宇宙船や船内のデザイン的に私の好みではあるんで、問題が起こらなければぜひ乗って住んでみたいなと思いました。
音楽もプラネタリウムのような雰囲気のある音楽から緊張感のある音楽も良かったです。
ストーリーに関しては正直王道ではありましたが、それでもSFをあまり見ない人にとっては見やすい映画だと思います。
ストーリーに重視してしまうという方にも、映像で楽しめる映画だと思います。
演技も素晴らしと思いました。クリス・プラットが真剣な役をするのは新鮮ではありました。ただこのキャラ的に誰でもできそうだし、正直クリス・プラットには合わない役かと思います。別の人に演じても良かったですかね。
ただ、ジェニファー・ローレンスの演技力は素晴らしかったです。先に起きてしまい残りの人生に対する恐怖だったりとか、そこから二人が段々と結ばれていく過程は本当素晴らしい演技だったとしか言えません。
個人的にはもっと緊張感があったり、宇宙の中でのサバイバル感をもっと出しても良かった気がします。
時々「ちょっとうまくいきすぎじゃない?」と思ったシーンもあったりはしました。
それから一番気になったのはこの映画のポスター。
キャッチコピーの最後のセリフに「2人だけが目覚めた 理由は1つ」とありますが、特に大した理由はありません。
見ればわかるとは思いますが、目覚めた理由が本当特にこれといったことは起こらないし、出てきません。
なんでこんな宣伝をしたのか不思議でしょうがないです。
☺☺☺☺☺|☺☺☺⚫⚫
8/10です。
個人的には面白かったです。人によってこの映画の価値は様々になると思います。
変に期待はしないで、娯楽映画気分で見るのが一番のオススメの味方かもしれません。
はい、そんな感じで!