■予告
■あらすじ
逃亡中の盗賊フリン・ライダーは、山奥の谷にそびえ立つ高い塔を見つける。好奇心から塔に入ったフリンは、髪が驚くほど長い不思議な少女ラプンツェルと出会う。彼女は18年間、塔の中だけで生活してきたがフリンとともに外の世界へ冒険の旅に出ることになる。
■Review
『塔の上のラプンツェル』(原題:Tangled)は、グリム童話『ラプンツェル(髪長姫)』を原作にした、
ウォールト・ディズニー・スタジオの長編アニメーション映画50作目の映画です。
また、プリンセス映画としては初の3Dアニメーション映画になります。
この映画は元々1940年頃から映画化の検討はされていましたが、大人の事情でこの年の公開になりました。
つい最近公開されてから、かなり人気のあるプリンセスキャラになったラプンツェル(以下ラプン)。
彼女もそうですが。この映画に出てくるキャラはとても大好きです。
ラプンはとても無邪気で明るい性格です。それだけでも十分に良いんですが、彼女の家族に対する思いと自分の夢との葛藤の描き方はすきです。
少々不安定な彼女の心には少しいい意味で心配しましたw結構そこのシーンは笑えましたし、この映画の好きなシーンの一つです。
けど彼女の頑張る姿には応援したくなります。
フリンはここ最近の男性キャラの中では好きなキャラです。彼も明るくてユニークで冗談も笑えたりしました。
ただ、好きだったからこそもっと彼の過去を掘り下げても良かったなとは思います。
てかラプンとフランは今までのディズニーのカップルの中で一番応援したいカップルかと思います。
パスカルとマキシマスの動物キャラも可愛いし、性格やキャラも濃いから好きです。彼らが活躍するミニアニメーションがありますが、これもこの映画と同様とてもいい作品でした。
映像も素晴らしいです。やはりそれを思わせたのは、「輝く未来」を歌う時のシーンでしょう
このシーンは男の私も泣きそうになったシーンですし、この映画の中では一番好きなシーンです。
映像もそうですが、音楽も良かったと思います。フォークソングのような曲は私好みですし、映像なしでも耳だけで聞いても良い曲ばかりです。
不満点が二つほどあります。
ひとつは脚本の一部が少しおかしいなという事。
話自体はとても面白いし、コメディとしても笑えた部分が多かったんですが、
話しているところで、急に話題を変えたりするのだ何回かあってちょっとおかしかったです。
例えば、酒場の荒くれ物にラプンが「あなたちには夢がないの?」っていうのは何で急にそれをいうのか分からなかったし、
あと野宿するシーンも前置きなしで急に話題を変えたりしてました。まぁ、それはそれでラプンらしいと言えばらしいですが。
ヴィランのゴーテルに関して何ですが、あまり彼女は歌声以外好きになれる部分がありません。
過保護な毒親自体が個人的にはあまり好きではないというのもありますし、彼女がなんでそこまでして若さを保ちたかったのか最後まで分かりません。
確かに彼女がラプンを自分の道具のような扱いをしたり言動が厳しかったりはしますが、やはりなにか深い理由とか野心はあっても良かった気がします。
どちらかと言えばこの映画は女の子も良いですが、子供を持っている大人の方が見てもいいかと思います。
自分の育て方や子供の自由や夢の尊重、それを理解して自由にはばたかせるのが親の務めだよ。というメッセージが感じられたからです。
恋愛映画の要素は強い印象ですが、笑えたり泣けたりとできる映画ですので、男女問わずに見れる作品だと思います。
とりあえず男の子はフリンは好きになると思います。
☺☺☺☺☺|☺☺☺⚫⚫⚫
8/10です。
はいとても素晴らしい映画だと思います。
男性でも十分に楽しめる映画です。もちろん女性の方も好きになれる映画だと思います。
はい、そんな感じで!