■予告
■あらすじ
76年のF1チャンピオンシップで、フェラーリのドライバーとして快調なレースを続けていたラウダは、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催された第11戦ドイツGPで大事故に見舞われる。奇跡的に6週間で復帰を果たしたラウダだったが、ライバルでもあるマクラーレンのハントにポイント差をつめられてしまう。チャンピオンシップを競う2人の決選は、富士スピードウェイで行われる日本での最終戦に持ち越されるが……。
■Review
『ラッシュ プライドと友情』(原題:Rush)は、1976年に実在したF1レーサーのニキ・ラウダとジェームズ・ハントの2人の戦いと友情をロン・ハワード監督が製作した作品になっています。
あまりF1に関しては興味はありませんが、この作品の評価は高かった為興味本意で今回は見ました。
とても良い作品だと思います。
ふたりの友情や人生の描き方はよく表れていたと思います。
ニキはしっかりとした計算高い性格で、ジェームズはレースがとにかく毎日が楽しめればいいという豪快という文字が似合う男です。それを最初はナレーションで説明してはいましたが、しっかりとそのあとの物語にも表れていました。
この二人の性格はもちろん、二人の人生の葛藤、ふたりそれぞれの勝利と言うもの。これが全く正反対でこの二人が絡むと見ていて面白いです。
そして、この二人がライバルになっていく様は男からしてみればシビるし、興奮します。多くの言葉を必要としないのは良いですね。
ふたりそれぞれのキャラが本当によく描かれていますし、その二人の絆の描き方など
ここ最近みた友情をテーマにした作品ではよく作られている作品だと思います。
好敵手と書いて友と呼ぶ・・・良いですね
カメラには詳しくはありませんが、70年代の雰囲気を表したかったのか結構レトロな感じの映像でしたね。そういうカメラがあるんでしょうか?
けど、これは結構好きです、文字や説明がなくても映像で70年代の世界に飛び込んだ感じがしましたからね。
レースに関しては結構迫力がありましたし、最初やラストは見ごたえありました。
けどこのレースに少し不満点があって、途中のレースが省かれることが多くあって、いまいち映画が盛り上がらなかったなと思いました。
それはそれで人間ドラマをよく写していたというのもありますが、けど彼らはF1のレーサーだからもっとレースを見せても良いかもしれません。
レースの中でも二人のライバル関係はよく映し出されてたので、勿体ないです。
別に2時間半くらいでもいいかもしれません。ドラマ部分はそのままにして、レースシーンを多くすれば良いかもしれないです。
しっかりと波は立つとは思うから、2時間半でも飽きないと思います。
☺☺☺☺☺|☺☺☺⚫⚫
8/10です。
映画好きにも、F1好きも楽しめる友情映画だと思います。
迫力があり、感動できるので是非見てみてください!
はい、そんな感じで!