■予告
■あらすじ
寂しがり屋のくせに強がる面倒くさいヒーロー、バットマン。そんな彼のもとに、バットマンに憧れるロビンこと少年ディックがやってくる。ロビンのせいでペースを乱されるバットマンだったが、さらにそこへ、宿敵ジョーカーが宇宙に閉じ込められていた悪者たちを脱走させ、ゴッサムシティを混乱に陥れる事態が発生。街のピンチを救うため、凸凹コンビのバットマン&ロビンは立ち上がるのだが……。
■Review
『レゴバットマン ザ・ムービー』(原題:The LEGO Batman Movie)は、大人気ブロックオモチャ「レゴ」を題材にした3Dアニメーションです。
今回の映画は2014年に公開した『LEGO(R) ムービー』にも登場した人気ヒーロー、バットマンを主人公にした映画です。
前作の映画も好きだし、バットマン事態も好きなヒーローなので楽しみにしていました。
前作のレゴムービーと同じように、ハチャメチャな感じでたくさん笑える個所がある楽しい映画でした。
バットマンが主人公というのもあり、バットマンシリーズやDC関連や最近のDCの映画を皮肉っていて結構そこでも笑えます。今までのバットマンの映画とかを知っていればより楽しめるかと思います。
バットマンを知らないと楽しめないのかというとそうでもなくて、子供向けなハチャメチャなものや、映画やレゴをいい具合に皮肉ったり、あとはもう関係のないハリー・ポッターの名前を言っちゃいけないアイツとか、ロードオブザリングの目玉野郎などが出てきたりと色々笑える個所はあります。
だから何かしら自分に合った笑えるシーンは見つかるはずです。
で、今回も大人でも心に残るようなシーンがありました。家族というテーマを用いていますし、ヒーローでも気づいてはいないけどやってはいけない所もあるよというのを教えられます。
そもそもバットマンが、今までの寡黙な性格に寂しがり屋という性格が付け加えられ、結構それが今までのバットマンの中では距離が近くなった感じがします。
だから、バットマンの気持ちには同情できる部分が多かったです。
コメディーとしての笑いはいいし、笑える個所もめいいっぱい詰め込んだ映画です。
それがこの映画の良い所でもあり、悪い箇所でも感じました。
テンポが良いのは良いことなんですが、笑うシーンやったらすぐ次の笑うシーンにいくので、その余韻を残すためのクッションがありません。だから、後半から疲れます。
その笑えるシーンもほとんどテンポやテンションは一緒なので、大体が後半から飽きます。
少し声優について話すと、ロビンを演じた小島よしおは普通に酔良かったです。
前半少し心配ではありましたが、後半から段々演技とかうまくなってたような気がします。
すこし、動きのある演技はまだ不十分かなとは思いますが、演技の勉強すれば今後活躍できると思います。