■予告
■あらすじ
フット軍団を追いかけていたテレビリポーターのエイプリルは、ある夜、闇夜に紛れてフット軍団を倒す謎のヒーローを目撃する。その姿を映像に収めることができず、誰にも信じてもらえなかったエイプリルだが、今度は地下鉄の駅でフット軍団が人々を襲撃。そこで再び謎のヒーローを目撃したエイプリルは、後を追いかけ、カメの姿をした4人組の忍者タートルズと出会う。
■Review
『ミュータント・タートルズ』(原題:Teenage Mutant Ninja Turtles)は、これまでアニメや映画など数多く制作された大人気作品をトランスフォーマーシリーズで有名なマイケル・ベイの制作でリプート版で作られた作品。
日本でもアニメ版で放送されたことがあるので知っている方もいるでしょう。
また、去年公開されたこの続編はこのブログでも紹介されているので見てみてください。
映画『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウ>』評価&レビュー【Review No.081】 - KOUTAの映画DASH!!
正直言ってしまえばあまり楽しめなかった映画です。アクションを見ていても後半あたりから眠くなってきました。
アクションから話すと、結構同じような形のアクションを流している感じでした。
アクションはハチャメチャでそれが良い感じのバカさ加減があればいいのに、ただハチャメチャやっていて、しかも近くに寄りすぎるから基本アクションは見えにくいし、
何回もスローになる部分も出てきたり、そのスローが無駄に長いんですよ。だからリズム感もなければスピーディーでもないです。
そういうのだけを何回もアクションで出すから、後半からアクションに飽きてしまいます。
少し退屈する要因としてもう一つがキャラの魅力があまりないということ。
タートルズの4人は仲が良くって絆があるなというのは分かりますが、それぞれのキャラをもっと個性的に出せなかったのかな?とは思いました。
一人が独立するみたいな話をしていっても、忘れたころに話してきて、特に映画でチームそれぞれの絆が見せられる場面も少ないからその話も弱くなっていました。
ただ一応この4人のコメディーシーンは笑えました。もっとこの4人を出してくれれば、映画としては楽しかったなぁ・・・
敵が一番魅力はないです。
一応目的はあるにはあるけど、そこまでして何をしたいんだろうという疑問はあるし、シュレッダーは結局何をしたかったのかよく分からないし、そもそもフット軍団自体どういうことをしたい連中なのかもあまり分からなかった。
シュレッダー自体のデザインは悪くはないけど、形だけの悪者だから倒していく時の心のスッキリとした感覚はあまりないです。
色々詰め込むのもいいけど、だったら単純に薬で世界を征服して万病薬は自分たちが接種するってだけでも良かった気がする。
それから吹替。単純にベッキーとカンニング竹山、そして泉ピン子は下手。
下手のも招致だけど、やるならやるで俳優と声を合わせてほしい。大根な上に演じている俳優と声が全然あってない。
タレント吹替陣は大根演技で、ベッキーはなんか終始疲れてるんじゃないかという声出して、カンニング竹山はカリスマ性はないし、泉ピン子は活舌が悪くって何言ってるか分からない。
これに懲りたのか、続編ではこの映画で吹替をしたタレント陣は外されプロの声優に変わっています。
続編の敵キャラに宮川大輔と藤森慎吾が参加していますが、この人たちの方が圧倒的に上手いです。
☺☺☺⚫⚫|⚫⚫⚫⚫⚫
3/10です。
娯楽映画感覚で見るには良いかもしれません。
続編の方が個人的は面白かったので、そっちをオススメはしたいですが、こちらも一応オススメはします。
はい、そんな感じで!