■予告
■あらすじ
神話の中だけの存在とされてきた髑髏島が実在することが判明し、未知の生物の探索を目的とする調査遠征隊が派遣される。島内に足を踏み入れた隊員たちは、あちこちに散らばる骸骨や、岩壁に残された巨大な手跡を発見する。やがて彼らの前に、神なる存在である巨大なコングが出現。隊員たちは為す術もなく、凶暴な巨大生物から逃げ惑うが……。
■Review
『キングコング: 髑髏島の巨神』(原題:Kong: Skull Island)は、最古の特撮映画『キングコング』のリメイク作品です。
キングコング映画としては、これで8作目となります。
また、このキングコングと日本を代表する怪獣ゴジラと闘わせるといった、ひとつの世界に怪獣やモンスターを集合させる『モンスターバース』のプロジェクトのひとつです。
用はアベンジャーズやジャスティス・リーグの怪獣版ですね。
キングコングは2005年版は見ました。結構好きな映画でした。
最新のキングコング映画ということで、たのしみな映画ではありました。
ただこの映画キャラクターが魅力的ではない映画でした。
この映画のキャラを見ていたら去年公開された『インデペンデンスデイ:リサージェンス』を思い出しました。
色んなキャラが大勢いるけど、特に魅力的で良いキャラがいない映画です。
この映画でもそうでした。
誰も好きになれるような人はいなくて、脚本が深く魅力的なキャラを作ろうとはしていませんでした。
良い演技をしてくれる俳優がいるのに、かなり勿体ないです。
一応キャラ紹介は序盤してくれるんですが、そのキャラ紹介は30分くらいしてくるし
結構観客に向けて話しているというのがほとんどです。
自然的に紹介はしてくれないので、写真家や兵士などの肩書きがあっても、性格や人間性についてはあまり触れられないつまらないキャラ達になっていました。
その反面モンスターたちや、怪獣などは魅力的です。
キングコングはモンスターと戦うシーンは本当にかっこよくイカしてるし、
CGも素晴らしいと思います。
敵モンスターで二本足のトカゲみたいな奴がいましたが、あいつも良い意味で不気味でしたね。
エヴァやジブリのカオナシをイメージして作られたみたいで、そこは日本人には嬉しいサービスでしたね。
編集や見せ方も下手かなと思います。
変なタイミングでシーンが切り替わったり、
切り替わるにしてもワケわからない所からシーンが始まったりするのは多かった。
ひとつの道具をスローにする意味さえ分からないのに、シリアスだったのに急にジョークやコメディな部分が出たときは意味が分かりませんでした。
そのジョークもあまり笑えませんが
それから最近多いですが、ホップソングを映画のなかで使うのが多くなりましたね。これもそうです。
その当時の曲を使うのはいいんですが、
持ち運べる音楽レコーダーを持つキャラが音楽を流すんですが、まず危険な場所で音楽を流す考えがあまり分からなかったし、
その曲も映画と全然会わないんですよ。
それから声優について話すとGACKTは少し無理のある演技をしていた事もありましたが、雰囲気とかは良かったです。
あと当然の如くイケボです。
問題は佐々木希です。
個人的に演技が上手いと思ったことはありませんが、やはりここでもそうでもないです。
まずなんで声優に起用されたかも分からないし、感情的な部分とか本当に聞くに絶えない演技をしていました。
簡単に言えば棒読みです。
逆になんでプロレスラー真壁さんが2人より上手いんだろうと思いましたよw
少ししか出ませんでしたが、普通に上手かったです
全体的には脚本は甘いし、キャラとしつの魅力がありませんでした。
こういったキャラが印象的でないと、どんな映画でもあまり応援はできないし、死んでほしくないなと思えません。
また、怪獣に絡んだ人間の心理だったりそこから生まれる人間ドラマも興味は湧きません。
この映画はそういう要素は少ないものでしたが、けどどのジャンルの映画もやはり魅力的なキャラは必要不可欠です。
☺☺☺☺⚫|⚫⚫⚫⚫⚫
4/10です。
娯楽映画としては十分に楽しめるでしょう。
2020年かな?それくらいに、ハリウッド版のゴジラと闘わせる映画が始まるらしいのでそちらに期待しようと思います。
あと、この映画は字幕で見ることをオススメします
はい、そんな感じで!