■予告
■あらすじ
30数年前、宇宙人との交流を夢見てNASAが宇宙に向けて発信した映像の中には、当時大流行していたゲームの映像が含まれていた。ところが、その映像を受信した宇宙人が、友好のメッセージではなく挑戦状だと勘違い。地球が発信したゲームのキャラクターに扮して、現代の地球を侵略してくる。触れたものを全てピクセル化してしまう能力をもった宇宙人にアメリカ軍も歯が立たず、人類は危機に陥るが、ゲームオタクたちが宇宙人の弱点を見抜く。
■Review
『ピクセル』(原題:Pixels)は、人気レトロゲームにのキャラクターに変身した宇宙人の侵略をゲームオタク達が阻止する姿を描いたパニック映画です。
数多くの有名なレトロゲームが登場しながら主人公たちが、そのゲームを体を貼りながら勝負していく姿が売りの映画です。
監督は「ハリー・ポッター」シリーズのクリス・コロンバス
宇宙人の交流の為レトロゲームの情報を宇宙に発信して、それが宇宙人に届いたときに地球からの宣戦布告と勘違いして地球に攻めてくる。
それがドンキーやパックマンの有名なゲームキャラで攻めてくるのは中々面白いと思います。
アイディアは面白いし、映像の方も悪くはないんですが
そうにもこの映画はつまらないとしか言いようがありません。特に始まって30分くらいは退屈でした。
そのあとの、宇宙人との交戦は見ごたえはあった部分もあるので少しは楽しめました。
じゃあ、なにがいけなかったのかというと本当にこの映画はふざけすぎ!
大人はゲームとしては懐かしいなと思えるかもしれませんが、ギャグがそこまで笑えません。とりあえず見ていて一つ笑えた場所はどこと聞かれても答えられないでしょう。
子供受けのギャグもあるにはありますが、最初らへんなんかは本当つまらないジョークを3分くらい長々と喋って、次のシーンに行って、また長々と喋ったりします。
だから、大人はギャグの年齢層が合わないから笑える個所は少ないし、子供向けの映画として作られたとは思いますが子供が見てもレトロゲームをあまり理解はしてないと思うから映画にはついていけないと思います
で、私は吹替で見ましたがこの吹替はアカン。ダメです。
個人的にタレント吹替は演技が上手ければそれでいいんですが、アダム・サンドラーの声を吹き替えた柳沢慎吾は普通に下手です。
結構同じトーンで喋るから、見ていてそのキャラにどこに緊張感があるか分からないし、キャラので性格と吹替の演技があまりにもマッチしていません。
あと、この映画の吹替で大御所声優の神谷明も参加していますが、この映画の吹替の中では2番目にひどいです。
別に演技自体は悪くはないですが、なんか「北斗の拳」の主人公ケンシロウのセリフを言ったり「アタタタターー!」とかこの人もふざけすぎです。
試しにそのセリフ部分を字幕で見ましたが、全く関係ありませんでした。
吹替の担当の人になんて言われたかは知りませんが、映画に関係ないことはあまり言わない方がいいと思います。
映画の中でも色々必要ないんじゃないかと思う部分もあります。
長ったらしいつまらないギャグもそうですが、恋愛要素は本当にこの映画に必要だったのか?
なんか色々ふわふわした感じに恋愛が進んで、最後までそれでよかったねと思うことはありません。
別に変に恋愛を見せないで、もっと4人のキャラの掘り下げをしたり、ゲームオタクで世間からバカにされたりはするけど、
あることをきっかけに宇宙人退治に奮起する。
これくらいの方がもっと幅広い年齢層の人に見られると思うのですが・・・
まぁ、とりあえずゲームが現実世界に出てきた感じなんかは面白かったし、
ゲームキャラと戦う所なんかは少し楽しめました。
☺☺⚫⚫⚫|⚫⚫⚫⚫⚫
2/10です。
好き嫌いが分かれる作品だと思います。だから、個人的には一度見てみて人それぞれの評価を聞いてみた作品ではあります。
ただ、私からはこの映画はあまりオススメはしません。
この映画を見るか見ないかはあなた次第という事で。
はい、そんな感じで!