■映画情報
公開日/2013年10月12日
上映時間/85分(1時間25分)
監督/松井大悟
製作国/日本
■予告
■あらすじ
男子校に通い、部活も勉強も頑張らず、日々をだらだらとなんとなく過ごしている非モテ高校生タダクニ、ヨシタケ、ヒデノリの仲良し3人組。しかし、そんなある時、隣の女子校と共同で文化祭が開催されることになり……。
■Review
『男子高校性の日常』は、同名大人気漫画を実写映画化した作品です。
アニメの方もかなり人気が出て、それに便乗したかのように映画化されたんじゃないかと
私の勝手な想像ではありますが、そんな気がします。
今回のレビューはあまり言うこともないので早く終わるので
隙間時間に見てくれれば良いと思いますw
男子高校性の会話や行動などは結構あるあるが多くて高校生活を送っているなら懐かしさなどはあるでしょう。
女子高生も多く登場しますが、その女子の行動や男子から見たらなぜか怖い存在などのリアルさは結構ありました。
俳優人の演技もそれに会うように自然的な演技をしますし、
元気を出してからの少しダレるような感じはギャップがあり笑えます。
別に大笑いするようなものではありませんが、2016年に公開された『セトウツミ』みたいにクスッと笑える程度です。
それが好きな人は好きだと思います。
不満点は何個かあり、大まかに分けるなら3つあります。
1つは、「ストーリーに中身がないこと」
原作もそうなんですが別に中身があるような話ではありません。
これがまだ深夜ドラマの感じなら分かりますが、映画ならなにか伝えるものを作らないと面白さはありません。
それが特に見つけられないし、恋愛も微妙で、友情を取り上げているとしても友情があるにはありますが、メッセージ性とか訴えるものとしては弱い感じでした。
2つ目が「演技が微妙になること」
言ってませんでしたが私この原作やアニメは全部見ました。ある程度の台詞もうろ覚えではありますが覚えてます。
映画の中で原作の台詞が何個か登場はしますが、
それが結構覚えてる台詞をそのまま読んでるなという形で聞こえます。
他の台詞や演技は自然でいいのに、漫画からの台詞を使うとなんで皆そこで演技が下手になるのか分かりませんでした。
3つ目は「高校生としては無理がある」
大体の俳優があまり高校生に見えませんでした。
菅田くんとかはまだ良いとして、お笑い芸人の東京03の角田やたんぽぽの白鳥などは無理があります。
それ以外にも普通に高校生には見えない人はいましたが、
女子高生は特に女子高生に見えませんでした。
もう少し若い俳優で揃えた方がよかった気がします。
■評価
最終評価は・・・
☺☺⚫⚫⚫|⚫⚫⚫⚫⚫
2/10です。
ストーリーが中身ないし、内容的にも映画にするには不向きだったように感じました。
さっきも言った通り、まだ深夜ドラマ枠とかで放送すれば色んな人が楽しめるものにはなっていたと思います。
是非検討してほしいです。
はい、そんな感じで!