■予告
■あらすじ
19世紀末のロンドン。色好みなターピン判事に妻子を奪われた上に無実の罪を着せられ、流刑にされてしまった理髪師ベンジャミン・バーカーが、15年ぶりにロンドンへと舞い戻ってきた。
■Review
『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』(原題:Sweeney Todd: The Demon Barber of Fleet Street)は、ティム・バートン監督による
スティーブン・ソンドハイム作の同名ミュージカルを映画化したものです。
このミュージカルは日本でも市村正親さん主演でやっていることでも有名奈作品ではあります。(他の劇団でもやるところはあるとは思いますが)
ちなみにこの市村正親さんが主演したミュージカルは見たことがあり、この映画のストーリーなどはある程度知っている形で鑑賞しました
ストーリーは簡単に言えば復讐劇です。
私はこのストーリーは大好きでしたが、あまり映画の為に変に変わってなくて良かったです。
ある程度知っている人は展開がわかってしまいますが、それでもティム・バートン監督らしいブラックな世界観は夢中になるでしょう。
本家のミュージカルが好きな方も、心配せずに見れる作品だと思います。
この映画はブラックな雰囲気にするため、映像が暗くなっています。
その時に、回想に入るときや妄想の世界に入るときは世界が明るくなるので区切りが分かりやすいと思います。
人によってはこの暗さが見えにくいという人もいるとは思いますが、そこまで気にするほどではないです。
ジョニー・デップとヘレナ・ボナム・カーターのキャラが結構皆と比べると浮いてるんですよ。
他のキャラは普通の服装髪型、メイクをしているのに
彼らはその世界観とはかけ離れたメイクをしています。
それが良い方向に向かえば良かったんですが、特にこれといった怖さはありませんし、
ただただ場違いなコスプレをした人にしか思えません。
しかし、彼らの歌や演技は素晴らしかったです。
それからミュージカルではあるんですが、
どの音楽も最初はいいなぁと思っても、最後は別に魅力的に感じられないものばかりでした。
このブログを書いてるのは映画を見終わった後5時間くらいたちますが、
まったく映画の中の曲を覚えてません。
結構多めに曲はあったんですが、まったく覚えられるほどの素晴らしさはないし、
仮に覚えていたとしても、音楽単体で聞いてもそこまで感動できるほどの曲ではないでしょう。
■評価
最終評価は・・・
☺☺☺☺☺|☺⚫⚫⚫⚫
6/10です。
ミュージカル映画としては不満な部分がありますし、キャラのアニメのようなデザインにも少し違和感はあります。
ストーリーやグロさ、演技に関しては申し分ないので是非見てみてください!
はい、そんな感じで!