■予告
■あらすじ
「ギタイ」と呼ばれる謎の侵略者と人類の戦いが続く近未来を舞台に、同じ時間を何度も繰り返すはめになった兵士が、幾度もの死を経験し、成長していく姿を描く。戦闘に対して逃げ腰な軍の広報担当官ウィリアム・ケイジ少佐は、戦闘経験が全くないにもかかわらず最前線に送り込まれてしまい、あえなく戦死。しかし、死んだはずのケイジが意識を取り戻すと、周囲の時間は戦闘が始まる前に戻っていた。再び戦死するとまた同じ時間に巻き戻り、不可解なタイムループから抜け出せなくなったケイジは、同様にタイムループの経験を持つ軍最強の女性兵士リタ・ヴラタスキに訓練を施され、次第に戦士として成長していく。
■Review
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(原題:Edge of Tomorrow)日本のライトノベル作家桜坂洋さんの同名ライトノベルをハリウッドが実写映画化した作品です。
日本でもラノベを原作にしたこと、主演が誰もがしるトム・クルーズということもあり話題を呼びました。
これに続いて、近々大人気作品の『ソード・アート・オンライン』がハリウッドで実写するなど
日本で生まれたラノベ原作を実写化する動きが見られます
日本だとやはり実写にすると、大抵は失敗する場合があるので、そういう意味では安心もあり、日本アニメが好きな海外がどう実写するかは楽しみではあります。
映画はトム・クルーズ演じる主人公が、タイムループしながら宇宙人との戦いで強くなっていく様を描いています。
色んなレビューをする方達が言うように、結構『恋はデジャ・ブ』を思わせるような演出はあります。(今度みよう)
この映画はタイムループを用いた映画ですが、そのループする様はシンプルですし、とてもコミカルです。
ループする方法が自分が死ぬというシンプルな方法でありながら、
タイムループの使い方はうまいし、死に方も死ぬのに、たまに笑ってしまう部分もあります。
ループをしてきた中で知らない間に主人公が気づいたときには何回もループしてるという驚きがあったり、その中にも少し悲しさがあったりします。
最近出た時間を使った映画だとかなり使い方は面白いく上手く使っています。
また、ループしていく中でどんどん強くなる主人公がカッコイイと思えました。
キャラクターに関しては個人的にはトム・クルーズよりかは、エミリー・ブラントが輝いていたように思えます。
彼女のキャラクターは魅力的でかっこいいですし、過去の話も悲しくなるような設定にしてあるので興味が湧きます。
勿論、トム・クルーズのキャラクターも素晴らしいですし、彼の演技も良かったです。
ただ、演じたキャラクターが臆病な性格というのに対し、それがあまり全うしていなかった感じもありました。
また、こういう性格のキャラクターはトム・クルーズにやらせてしまうと、彼がカリスマ性がありすぎてしまい、そこまで最初は臆病には見えないときもありました。
私は吹き替えで見ましたが、トム・クルーズの声を演じた森川智之さんが臆病な声の演技をしてくれたので、そこら辺は若干緩和されています。
勿論、トム・クルーズ事態の演技は素晴らしく、彼がだんだん強くなる時の最初の頃との面構えがかなり違うのが分かりますし、
彼のアクションもやはり最高なものでした。
そんな感じですね。
■評価
最終評価は・・・