■映画情報
公開日/2013年6月13日
上映時間/119分(1時間59分)
監督/チョン・ビョンギル
製作国/韓国
■予告
■あらすじ
15年前に起こった連続殺人事件の犯人だと名乗り出た男、イ・ドゥソクは、時効が成立しているために無罪となった上、自分の犯した殺人について詳細に記した本を出版。その衝撃的な内容と美しいルックスが相まって、ドゥソクは一躍時の人となる。しかし、15年間事件を追い続けていた刑事チェ・ヒョングは、本の中に最後の未解決失踪事件の真相が書かれていないことに気づく。そんな中、自分こそが真犯人だと主張する人物が現れ……。
■Review
『殺人の告白』(原題:Confession of Murder)は、テレビドラマで人気の俳優パク・シフが扮する美しい殺人犯を演じ、この作品で映画デビューを果たしたことで有名な映画です。
また、今年公開された藤原竜也主演の映画『22年目の告白 私が殺人犯です』のリメイクの元になった作品でもあります。
今回はその元ネタになった映画のレビューです。
韓国映画は色々と見てきましたが、個人的にはこの韓国映画は一番好きな映画になりました。
レビューサイトを見ると、賛否が別れる映画になっていますが、私としては好きな映画です。
この映画のいい部分は「時効を向かえた犯人は許されるものなのか?」というテーマで映画が進みます。
こういうテーマは大抵世間的にはあまり許されないような話ではありますね。
これらのテーマを持ち要りながら、警察の犯人を追う気持ち、世間の声、そして被害者の家族たちの気持ちをしっかりと見せていたため
このテーマがかなり強く語りかけていました。
ラストらへんは、そういうのもあり個人的には好きな終わり方をしましたね。
ミステリー映画としてのテンポの良さ、伏線の引かれた方などは本当に韓国映画は上手いです。
『オールドボーイ』もそうですが、ストーリーのオリジナリティといい、伏線回収は本当感心します。
日本映画も見習ってほしいです。
その伏線はなんとも無いようなシーンが実はこの後の話に強く関わるような作りになります。
だから結構ボーッと見ると置いてけぼりにはされますが、ちゃんと見れば楽しめる映画です。
一番映画のなかで驚いたのは、結構前半部分がコメディぽいということ。
特に被害者の家族の方です。
それから、カーチェイスもありましたね。
これがあまりいらないんじゃないかという意見は聞きますが、私は韓国映画はほぼほぼ見てきました。これはこれで韓国らしい演出なんじゃないかと思います。
カーチェイスやアクションも多いです。少し長くは感じる人もいますが、このアクションも普通に楽しめるものになります。
また、俳優人の演技力もいいですね。特にパク・シフなんかは怪しいながらの雰囲気を醸し出していましたし、
チョン・ジェヨンも男らしい演技の中に、犯人への怒りの目も中々見ていて恐ろしいです。
そんな感じですね。
■評価
最終評価は・・・
☺☺☺☺☺|☺☺☺☺☺
10/10です。
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
はい、満足のいく作品です。私のオールタイムベスト映画に入れても良いくらいの素晴らしい映画でした!
日本リメイク版はもしかすると、DVDで見るとは思いますが、こちらのブログでもちゃんとレビューをしていこうと思います!
はい、そんな感じで!