■映画情報
公開日/2005年10月22日
上映時間/117分(1時間57分)
監督/イ・ジェファン
制作国/韓国
■予告
■あらすじ
建設会社の社長の娘スジンは、建築家志望のチョルスと出会って恋に落ちて結婚、幸せな新婚生活を迎える。だが、しばらくするとスジンは物忘れがひどくなり、自分の家への道順も忘れてしまうようになる。病院で診察を受けたスジンは、若年性アルツハイマー症だと診断される。
■Review
『私の頭の中の消しゴム』(原題:A Moment to Remember)は、この映画がデビュー作となるイ・ジェファン監督による韓国の純愛ラブストーリー映画です。
日本でも韓国で公開された一年後に公開されるやいなや話題を呼んだ作品です。
今回私はこの映画が初見でした。別に嫌いなジャンルではないですが見る機会があまりなかったですw
果たしてこれが今の時代でも面白いのか・・・。早速レビューしていきましょう
今回はタイトルから分かる通り、記憶がなくなっていく恋愛映画です。その記憶がなくなる人物は女性のスジンです。
このスジンの記憶がなくなっていく過程なんかは見ていて興味深いです。
記憶が消えていく恐ろしさもありますが、やはり記憶が消えていく時の悲しさの方が強いですね。その伝え方も素晴らしいです。
最近の記憶から消えていくというのは、またこれも悲しいですし話の流れが大きくなる要因でもありますね。
恋愛映画をあまり見たことない人でもこれは見やすいと思います。
立ちふさがる脅威が「記憶をなくす」ということしかないし、ジャンルが純愛ラブストーリーなのでストーリーも王道です。
特別変な設定があるわけではありませんし、ライバルも出てこなければハーレム状態にもなりません。
そういう無駄な部分がないので、恋愛映画初心者や変な設定がある恋愛映画が苦手と言う方にはオススメですね。
一応不満点が何個かあります。
まず二人が恋人になるまでが早すぎです。もちろん人それぞれの恋愛の形というものがあるかもしれませんが、
これはあくまで映画です。
3回であっただけで恋人になるというのはあまりにも早すぎです。
一応スジンがひったくりにあって、チョルスが防ぐという恋愛に発展するエピソードはありますがそれだけでは弱かったです。
この後、二人が恋人になってもあまり恋人には見えませんでしたね。ただ、後半から二人が良い絆で結ばれてるというんは感じます。
ツッコみ所も多い映画でした。特に台所を綺麗(改装?)にしたシーンです。あのレベルを数時間でやれるには一人では絶対無理だと思います。
チョルスは時を止める力でもあるんでしょうか?
結構そういった現実的ではないような上手くいきすぎな部分は多かったですね。
ネタバレにならない範囲で言いますが、最後のコンビニのシーンを中々現実的ではないです。よく許可とれたなと思いましたよ。
感情的になれるシーンがあるのに、こういう非現実的なことが何回かあって、
あまり映画全体に感動できることが多くはなかったです。そこが本当勿体ないなぁと思いました。
そんな感じですね。
☺☺☺☺⚫|⚫⚫⚫⚫⚫
4/10です。
別にツッコむ部分や不満点はありますが、全然つまらないという訳ではないです
本当好きになれる人は、好きになれる映画だと思います。
さっきも言った通り恋愛映画初心者にはオススメの作品ですので、ぜひ一度見てみてください。
はい、そんな感じで!