■予告
■あらすじ
長年ショーシャンク刑務所に入っている囚人レッド(フリーマン)と無実の罪で収監された元銀行副頭取アンディ(ロビンス)の友情を軸に、アンディが巻き起こす数々の奇跡が描かれる。
■Review
『ショーシャンクの空に』(原題:The Shawshank Redemption)は、スティーブン・キングの中編「刑務所のリタ・ヘイワース」を映画化したヒューマンドラマです。
94年のアカデミー賞では作品賞を含んだ7部門ノミネートされましたが、どれも受賞はされず無冠で終わりました。
しかし、それでも映画ファンの間では愛されている作品でもあります。
舞台はショーシャンク刑務所という刑務所がほとんど映っています。
刑務所と言ってしまえば、重苦しいし、暗いし、そして危ない場所だと認知してしまうでしょう。
しかし、この映画では最初はその暗さや重さは伝わるものの
そこから終盤までいくと、この雰囲気がいつの間にか消えて美しい良い映画になるという不思議な感覚になります。
とにかくこの映画は友情の描き方が素晴らしいし、刑務所で暮らしていった人の心情を写すのが上手いです。
勿論他にも主人公がなぜ無実なのに刑務所に送られたのかなど見所が沢山ありますが、一番の見所はやはり人間の写し方です。
名作ですが、一応見てない方の為に出きるだけネタバレはさけますが、ある人物が仮釈放されます。
何十年も刑務所くらしをしたため、時代の流れの急な変わり方を受けたり、
刑務所の世界しか知らないため、外の世界に不安を持つシーンがあります。
それが刑務所に行ったことがない私でも、そういうのは共感できたし、きっと自分ももしかするとこういう気持ちになるんだなと思ってしまいます。
実際この人物はそこまで登場することはないですが、それなのにその人の気持ちが普通の人たちにも共感できるテーマなので彼に同情してしまいます。
この映画は何十年という月日の流れがあります。この流れが最初分かりにくいなと思いましたが、
実際最後まで見ると、結構年月が流れていたというのが分かります。いや、途中からかな?
普通なら何月を追うと、テロップなんかで「〇〇年後」みたいに表記されます。この映画にはそれがありません。
キャラクターのセリフの中で何年経過しているかもわかりますし、キャラクターの顔のしわや髪型や髪色の変わりようで序盤から何年経過しているのもわかります。
しかもこれが急に変わるわけではなく、自然にゆっくりとなっているので気づいた時にはなっていたという事がありました。
そしてこの変わり方での俳優の演技力は素晴らしいです。特にティム・ロビンスの最初のころと最後辺りとでは動き方もそうですし、表情や面構えが全然違います。素晴らしいです。
そしてなんといっても脚本や演出も素晴らしいです。
ネタバレはしたくないのであまり言いませんが、ヒューマンドラマとしても素晴らしいし、刑務所なのになぜか暖かい気持ちになれる話もあったり、重苦しいシーンだと心臓を握られるような感覚になるし、最後の最後の展開には鳥肌立ちました!
さっきから素晴らしいしか言ってませんが
本当に素晴らしい映画なんです!
色々とヒューマンドラマの映画は見てきましたが、今のところ人生の中でこのジャンルでの映画はこれが好きですし、死ぬ前に見たい映画の一つになりました。
そんな感じですね。
☺☺☺☺☺|☺☺☺☺☺
10/10です。
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
はい、もちろん満点の映画です。文句なしです。
この映画は本当に強くお勧めする映画です。家族や友人、恋人などとぜひ見てみてください!
はい、そんな感じで!