■映画情報
公開日/2017年2月24日
上映時間/107分(1時間47分)
監督/D・J・カルーソ
制作国/アメリカ
■予告
■あらすじ
危険分子たちの手に渡ってしまった「パンドラの箱」と呼ばれる制御不能な軍事兵器奪還のため、エクストリームスポーツ界のカリスマであるザンダー・ケイジが再び国家安全保障局(NSA)に召集された。ザンダーのもとに集まった厄介な仲間たちによって構成されたチーム「トリプルX」とともに、ザンダーは全世界の政府最高権力者たちをターゲットとした世界壊滅の陰謀に巻き込まれていく。
■Review
『トリプルX 再起動』(原題:xXx: Return of Xander Cage)は、2002年に公開された『トリプルx』の続編にあたる映画です。
2002年版の方では、こちらのブログでもレビューをしました。
今回の映画は新しい仲間たちを引き連れ、難関なミッションを行いますが、この出演している俳優が各国の有名アクション俳優が一同に参戦をするのが見どころだと思います。
前の映画では、いい意味でバカバカしいアクション映画でストーリーに集中しなくても見ていて楽しいアクション映画だったと思います。それが前の映画の良い所ですし、アクション映画全部に言えますがそういうのは私は好きです。
で、今回も最初の方は今までのシリーズと同じような良い感じのバカさ加減を持ったアクションを披露していました。はい、結構最初の方は大好きですね。スキー板でジャングルを抜けたり、スケボーで下りの道路を駆け巡ったりしているのは見ていて楽しいです。
ただ、ここからはそのバカさ加減が薄れていってるように感じました。
一応ストーリーはありますが、結構普通なんでとりあえず置いとくとして、
正直そのストーリーに勝てるようなアクションを披露していなかったなぁと思います。
やっていることは、凄いとは思います。ただ勿体なかったのはアクションシーンが近いということ。
基本アクションできない俳優にはスタントマンにやらせて、それをバレさせなかったり誤魔化すために、カメラをわざとブレさせたり、カットを多めに使います。
ただ、ビン・ディーゼルやドニー・イェンなどアクションできる人を集めてやってくれているのに、カメラをブレさせたり、カットを多めにしたり、足元や上半身を近くに撮っているのが多かったです。
それから、ハイペースなアクションの途中でソローモーションを入れていることも多いです。
私はそういうのは、あまり気にはしない方ですが、ただ何をやっているか分からないアクションにスローを入れると、
なにをしているかは分かりますが、多用しすぎるとテンポが悪いです。
全体的にアクションの撮り方はいまいちでしたね。個人的にはしっかりと撮ってビシッと決めてほしいです。
キャラクターも一応多数出てきて、個性はあります。もちろんあまり必要性のない感じがするキャラも出てきます。
特に気になるのは、主人公が引き連れた仲間です。一人目のスナイパーの女性は好きです、かなりイカしてるキャラでした。
あとはドライバーの男性と、若いDJを仲間にします。
正直この若いDJをなんで過酷なミッションに連れてきたんだろうと思いました。
一応やることは場を盛り上げさせて目を逸らさせたり、大衆を使って仲間を逃がしたりはします。それ以降は銃は使いますが、特別なことは何もしません。
アクションもできる訳ではないので、本当なんで連れてきたのか疑問に感じます。
まぁ、ただドニー・イェンのキャラやアクションがカッコよかったり、ビン・ディーゼルも彼らしい演技ではありますが個人的には好きなキャラになっていました。
全部が全部、キャラ嫌いになるわけではないです。
そんな感じですね。
☺☺☺☺☺|⚫⚫⚫⚫⚫
5/10です。
はい、アクションや一部のキャラでガッカリはしましたが、ストーリーも普通で娯楽映画としては一応見れる類だとは思いました。
私は今回デジタル配信で見ましたが、7月くらいにDVDがレンタルされるので夏休みなんかに映画鑑賞で見るには十分な映画だと思いました。
はい、そんな感じで!