■予告
■あらすじ
結婚50年を目前に控えた平田夫妻。夫はもうすぐ誕生日を迎える妻にプレゼントを贈ろうと欲しいものを尋ねるが、その答えはなんと「離婚届」だった。突如として持ち上がった離婚話に、彼らの子どもたちは大慌て。すぐに家族会議が開かれることになるが、それぞれが抱えてきた不満が噴出してしまう。
■Review
『家族はつらいよ』は日本の有名監督山田洋次監督によるコメディホームドラマです。
2017年の日本アカデミー賞では作品賞にノミネートされました。
なんで、ノミネートされたんだろうと当時疑問に思ってましたが…まぁ、いいや。
山田洋次監督は『男はつらいよ』シリーズ、『釣りバカ日誌』シリーズ、最近では『東京家族』、『母と暮らせば』など名作を世に送り出しています。
その『東京家族』のキャスト陣が全員揃ったたのがこの映画。
私は『東京家族』は見てませんが、それを知らなくてもこの作品単独で見れる映画でした。
正直あまり期待はしていませんでしたが、期待していなかった分の面白さはあって良かったです。
映画はいきなり離婚届を渡されるところから始まるので映画のストーリーの進みは早いです。
また、そこからの会話劇だったり日本のコメディらしい会話とドタバタの笑いもありました。
若い人がこれを見て大半はつまらないとは思いますが、30代~の人だと普通に面白いと思えるでしょう。
ただ、あくまで会話劇で家族の話合いがとかをメインに写しているので、それ以上の二転三転とした大きな展開はありません。
それ以上のことを期待しすぎると、期待外れだなと思ってしまうでしょう。
この映画で一番上手かった俳優は主役の橋爪功です。流石でした。
ひとつひとつの動作や動き、リアルな描写など丁寧かつリアリティがあります。彼の演じたキャラも家族の大黒柱でありながら、いつも遊んでばっかという人間をよく表していました。
風吹ジュンも良かったですね。美しいです。
この俳優陣たちで可笑しかったのは、俳優の年齢が若くなるにつれて演技が下手になっていくのは可笑しかったです。
蒼井優は良かったですが、妻夫木聡は言葉にするには難しいですがなんか「う~ん…」って感じです。
特に下手だったのは子役です。中学生と小学生がいますが、正直学芸会レベルの演技でした。
見ていて恥ずかしかったです。
不満点をあげると、まず展開が大きく二転三転しないので最後の感動するポイントとかは別に感動しません。
それでいて、離婚をやめるきっかけとなる1本の電話も弱いです。
なんで、それだけでやめたんだい?となります。弱すぎです。
それから、色々言われるかもしれませんがこの映画の家族があまりにも気味悪い。
男性は亭主関白で仕事終わりには靴下を脱ぎっぱないし、それを黙って女性は普通に拾ったり、
その女性も言葉使いがいつの時代だよと思わせる言い方をして、
男性なんかは「だれのおかげで飯食えてると思ってる!」みたいな言動が多いです。
実際この現代にそういう家族がいるか分かりませんが、
正直気味悪いし、時代遅れ感がありました。
それから、これ見ようがしに監督の「東京家族」を宣伝してある描写が少しではありますがありました。
宣伝なのか、それともギャグなのかそこら辺のラインは分かりませんが気になる部分ではありましたね。
そんな感じですね。
☺☺☺☺☺|☺⚫⚫⚫⚫
6/10です。
淡々としてはいますが、笑える部分は笑えたし
ホームドラマの部類では軽く見れる作品だとは思います。
あと、山田洋次監督作品が好きな人には好きでしょう。
余談ですが、私は小さい頃になぜか『釣りバカ日誌』をよく見てました。
なぜか知りませんがw
はい、そんな感じで!
それでは!
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