■予告
■あらすじ
マーク・レントン(ユアン・マクレガー)は平凡な生き方よりも、「誠実で真実あふれる麻薬の習慣」を選んだ麻薬常習者の青年。彼は何度目かの麻薬断ちを決めた。仲間のシック・ボーイ(ジョニー・リー・ミラー)も麻薬を止めるが、それはレントンに嫌がらせをするためだ。麻薬よりも健全な性欲を満たすべく、レントンたちはディスコに行く
■Review
『トレインスポッティング』(原題:Trainspotting)は、ヘロイン中毒者の若者たちを描いたコメディと青春ドラマを混ぜた映画です。
この映画のダニー・ボイルの2作目の作品でありながら、カンヌ国際映画祭で話題を呼びアメリカでもヒットを記録。第69回アカデミー賞では脚色賞にノミネートもされました。
大体の人はこの映画のポスターを見たことあるという人もちょいちょいはいるでしょう。
この映画の見どころはやはりドラックをやる若者の姿をしっかり捉えていたということでしょう。
とりあえず見て思ったのは、この映画は高校生に見せたほうがいいでしょう。汚いシーンやエロいシーン、目を防ぎたくなるようなシーンもありますが堅苦しい映像をみせるよりかはこっちのほうが分かりやすいと思います。
禁断症状に陥るときのシーンは今の7私でも結構頭の中に強く残るシーンで、これを見たら「これは絶対にやめたほうがいいぞ」と思ってしまいます。
そしてこの映画は「人生は楽しんだもの勝ち」「人生は自分次第」と言うことばが似合う映画でしたね。主人公もヘロイン中毒になりながらも、最後は普通の人生を歩んだり、ほかのキャラクター達も人それぞれ自分が楽しめるものや快楽を味わいながら生きている姿をとらえています。
まぁ、そういう意味ではこの時点でキャラに個性はありましたね。
薬の怖さ、人生の生き方、友情なども結構若い人から見てしまえば分かりやすく描かれているので、高生には私はあえてオススメはします(逆にそれで薬にハマったらダメですが・・・)
映画を見て思うのは最後のシーンくらいではスッキリ仕上がるのでよかったんですが、やはり全体的に「薬はだめ!」って形でしか伝わらないです。
4人の友情も若いながらの友情がリアリティーあって良いんですが、この4人に強い絆を感じることはありませんでした。
それらしいシーンはあるにしても、中が本当にいいということにはあまりなりません。
後半あたりの友人が嫌に押し掛けるシーンとかも特にかわいそうだなとは思いませんでした。個性的で愛せるキャラが十分にいた分そこは勿体ないです。
個人的にはこの映画のいろんなシーンは大丈夫ではありますが、かなり人を選ぶ映画ではあります。
青春ドラマといえば感じは良いですが、中を開けば結構汚いシーンや目を瞑りたくなるシーンが時々あります。
特に序盤辺りのトイレのシーンは汚いし、そしてこれは本当に人を選ぶシーンですが赤ちゃんが死ぬシーンです。
他のレビューサイトを見ましたが、この赤ちゃんシーンは許せないとか心に傷つくという人が結構いました。大丈夫とは私は言いましたが、正直私も見ててショックな気持ちはありましたね。
これで映画の評価を決めるわけではありませんが、ただ見たい人はこれらのシーンがあることは覚えといてください。ストーリー的には良いものだと思います。
そんな感じですね。
☺☺☺☺☺|☺☺⚫⚫⚫
7/10です。
いろんな人がこの映画を絶賛しているイメージではありますが、結構賛否の分かれる映画で人を選ぶ作品だと分かりました。
個人的にはキャラとメッセージー性は素晴らしいなと思えました。好き嫌いは分かれますが、オススメはします。
はい、そんな感じで!
それでは!
![トレインスポッティング [DVD] トレインスポッティング [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51bE1iTcZYL._SL160_.jpg)
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2015/12/16
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (2件) を見る