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映画『オールド・ボーイ』評価&レビュー【Review No.157】

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■映画情報


公開日/2004年11月6日

上映時間/120分(2時間00分)

監督/パク・チャヌク

制作国/韓国

■予告

■あらすじ

ごく平凡な生活を送っていたオ・デスはある日、突然誘拐され、15年間監禁された。解放されたデスが、自分が監禁された理由を解き明かすために奔走する5日間の物語。

引用元:オールド・ボーイ - Wikipedia

■Review

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オールド・ボーイ』(原題:올드 보이)は、パク・チャヌク監督の「復習シリーズ」三部作の第二弾の映画です。
三部作と言っても3つの作品がつながっている訳ではありません。

原作は日本の漫画土屋ガロン原作の『ルーズ戦記 オールドボーイ』をもとに映画化されました。

2013年にハリウッドでのリメイク作品はありますが、今回はオリジナルの韓国の方で作られた映画をレビューします。





韓国の復習劇です。15年も監禁された男は監禁した犯人を見つけ、なぜ監禁されたのかを暴いていくストーリーです。

全体的に緊張感のある映画でした。私はこういうのは大好物です。

映像の配色の使い方もダークな感じに仕上がっていて主人公が闇を抱えているのが分かりますし、演出も素晴らしいですね。

特に私が個人的に気に入ってのは前半辺りの廊下での格闘シーンです。私が知っている格闘シーンでも珍しいタイプでゲームで言う横スクロールのような感覚でした。
しかもノーカットなので無駄なカット演出はありませんし、横からくる敵をなぎ倒す爽快感は感動ものです。

それから韓国映画の良いところは伏線をしっかり回収してそれを活用するのは上手いですね。もちろん全ての映画ではありませんが。

今回の映画の中では大体がキャラの愛情表現として映すエロいシーンも結構この映画では有効活用され、重要な伏線でもありました。
無駄のない演出と、それをしっかりと活用できる伏線回収、そしてなによりもこれについてこれた俳優の演技力に拍手します。






一つ言わせてもらうと、敵の監禁した理由が少し弱いかなとは思いました。

敵もなかなか悍ましい考えをしていて、主人公に与えた復讐も恐怖を覚えるほど結構敵にも魅力はあります。

ただ、その監禁した理由があまりにも弱いので色々複雑な気持ちがあるのは分かりますが、そこまでしなくていいのではと思います。

しかし、実際この理由の根源は弱くても今生活している世の中では自然と出てきてしまうものなので、現実では見逃しはできない話です。

今回は映画としての理由は弱かったものの、教訓を教えてもらえた良いものでもありました
あまり言うとネタバレになるので言いませんが・・・



そんな感じですね


■評価

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最終評価は・・・



☺☺☺☺☺|☺☺☺☺⚫

9/10です。

 


満足にのいく作品とまでは個人的には言いませんが、心には残るし良い映画でと思います。

幸せになれるような映画ではありませんが、演出や映像、演技で結構この映画を好きになる人は多いと思いますので、ぜひ見てみてください。





はい、そんな感じで!