■映画情報
公開日/2013年9月21日
上映時間/98分(1時間38分)
監督/ジョナサン・レビン
製作国/アメリカ
■予告
■あらすじ
謎のウィルスにより人類の半分がゾンビ化した世界で、生き残った人々は高い壁を築いて武装し、ゾンビから身を守りながら生活していた。廃墟となった空港に暮らすゾンビのRは、ある日、壁の外に食糧を調達しにきた人間たちを襲撃するが、ショットガンを構えた少女ジュリーに一目ぼれしてしまう。Rはジュリーを自分の住まいに連れ帰り、当初は戸惑っていたジュリーも、Rの優しさに次第に心を開いていくが……。
■Review
『ウォーム・ボディーズ』(原題:Warm Bodies)は、「50/50 フィフティ・フィフティ」などで知られるのジョナサン・レビン監督作品。
今までのゾンビ映画にラブコメディを加えた新鮮で新しいゾンビ映画です。
映画の進み方はゾンビになってしまったアールという男性目線で描かれます。その時点でもう新しいですがwww
アール事態はうまく喋れませんが、気持ちはとりあえず人間のように喋ります。(途中少しずつですが、喋れるようにはなってきています。)
アールから見たゾンビの生き方や、ゾンビあるあるなどが序盤で詰め込まれているのでゾンビ映画をみてきた人は結構それで笑えるとは思います。
今までのゾンビ映画とは違いバトルシーンを多くは使わないだろうとは思ってましたが、勿論そうです。
映画でのゾンビの行動の面白さや、ラブコメとしてのストーリーの引き出し方、演出がとても見事で
ゾンビ映画としてもラブコメとしてもそれを上手く引き出せていたと思います。
演出で一番気に入っているのは、音楽の使い方です。
アールが趣味であるレコードからの曲を劇中多用してきています。
それを無駄に使わないで、アールがしゃべれない分彼の気持ちが曲や歌詞にしっかりと反映されていました。
この映画ラブコメとしても見れますが個人的にヒューマンドラマとしても見れます。
差別問題や今の人間同士の分かち合い等をゾンビに置き換えて難しく考えなくても見るだけでそれが分かるように演出していました。
ゾンビだから喋っていることを信じなかったり、ゾンビのイメージや外見で判断し敵対する場面
それからゾンビ自信も愛を知れば普通の人間に戻っていくシーンも
普通の生活や社会と見比べてもなんとなく当てはまるとは思います。
ただの異色のラブコメとして見るのもいいですが、社会的訴えをしている映画として見るのもいいかもしれません。
不満点をいうとまず好きになってしまう女性の気持ちが急に変わるのが納得いきませんでした。
元カレを食べてしまったのがアールだと知ってショックを受けて帰ってきたのに、
その後急に気持ちが恋になるのは随分急だなとは思いました。
その後の、彼の行動をみて恋に変わったり気づいていって好きになる演出ならまだ納得はいきました。
後、今までいろんなゾンビ映画を観てきたせいかゾンビの行動などに可笑しいと思ってしまうところはありました。
異色だというのは分かりますが、ちょっと気になったのは「ゾンビなのに息切れをすること」
アールが走るシーンが何回かあって走る途中や走り終えた後、息が荒れていたり、息切れをするのがありました。
ゾンビなら別に息は切れないんじゃないかな?とは思いましたね
そんな感じですね。
■評価
最終評価は・・・
☺☺☺☺☺|☺☺☺☺⚫
9/10です。
不満点はありましたが、大きく気になる部分ではありませんし
全体的に良い映画だと思います。
演出やゾンビなどの設定も今までのゾンビ映画にしてはしっかりしていたので
娯楽映画感覚でもみれますし、普通に考えさせる映画でもあるので誰でも楽しめます!
私的には2013年映画の中ではトップ10内に入る映画だと思います。
はい、そんな感じで!
それでは!
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