■映画情報
公開日/2016年
上映時間/40分
監督/オーランド・ボン・アインシーデル
製作国/イギリス
■予告
■あらすじ
内戦の続くシリアで人命救助に奔走する民間のボランティア団体で、ノーベル平和賞の候補にもなった「民間防衛隊」=通称「ホワイト・ヘルメット」の活動に密着したドキュメンタリー。2016年、5年間の内戦で瓦礫の山が築かれ、40万人以上の市民が死亡したシリアで、ホワイト・ヘルメットは負傷者の救助活動に従事していた。自らの命を危険にさらしても人々を救う彼らの活動に密着し、その過酷な実状を浮き彫りにする。
■Review
『ホワイト・ヘルメット シリア民間防衛隊』(原題:The White Helmets)は、内戦が続くシリアで人命救助を行う市民ボランティア「ホワイト・ヘルメット」の姿と内戦の状況を描いたドキュメンタリー映画です。
今年の第89回アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞しました!おめでとうございますm(__)m
Netflixで鑑賞できますが、受賞したので他でデジタル配信やレンタルが出来たらいいですね。
この映画を見て思ったのは、政治や警察が動いていない状況下のなかで市民たちが自らの力や団結力で助け合う姿には感銘は受けるし、助けるシーンには感動します。
これは去年見た『カルテルランド』にも言えます。
状況は違えど、市民が団結をして共に助け合う姿はどちらも素晴らしかったですね。
またアクションシーンでよく見かける爆発シーン。戦時中というのもあり、勿論本物の空襲や爆破ありです。
それをこの映画で見ると残酷ですし、気持ちが悲しくなってしまいます
それでもそんな爆破のなかでも瓦礫の中から赤ちゃんを救出するシーンは見ていて感動します。
そういう悲惨な状況でも人々の絆の強さを見せられた映画でもありますね。
ニュースで見るシニアの戦争。他人事のように見てきましたが、この映画を見てシニアの状況を改めて見方を変えることができました
そもそも幼い子供が飛行機の音で爆撃だと認知するのがあり得ない状況なんです。
このシニアの戦争が早く終わること、そして戦争がなくなりホワイト・ヘルメットの活動がいち早くなくなって欲しいことを祈るばかりです。
◆追記◆
この記事を見てくださったユーザーの方からコメントをいただきました。
どうやらこの映画は嘘だという映画です。
調べてみたら、確かに嘘ややらせといったワードはヒットしまいたし、その証拠の画像や動画もありました。
もし仮にこれが嘘の映画なら、しかも戦争を題材にしているのであればこういう嘘などはやめてほしいですね。
ドキュメンタリー映画は時々やらせなので制作するものも見かけます。
今回は私の情報不足でしたので、ドキュメンタリーを見る際はできるだけ多くその映画の情報を収取してから見ようと思います。
2017/07/05現在
■評価
最終評価は…
☺☺☺☺☺|☺☺☺☺⚫
9/10です。
満点に近い作品ではありますが、満点をとると失礼な感じがしてしまい、この点数にしました。
ドキュメンタリー映画としては緊張感がある映画ですので、ドキュメンタリー映画や戦争に対して気持ちが強い方は見ることをオススメします。
一応ドキュメンタリーというカテゴリーではありますが嘘などと情報があります。しかし、映画の出来は悪くはないので一度見ることをオススメします。
はい、そんな感じで!