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映画『イーグル・ジャンプ』評価&レビュー【Review No.122】

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■映画情報


リリース日/2017年1月

上映時間/106分(1時間46分)

監督/デクスター・フレッチャ

製作国/イギリス&アメリカ&ドイツ合作

■予告


■あらすじ

マイケル・エディ・エドワーズは幼い頃からオリンピックに出場することを夢見てきたが、運動音痴な上に極度の近眼を抱えていた。ある日、偶然見たスキージャンプに興味を持った彼は、国の代表選手を目指すためドイツの雪山へ向かい、そこで知り合った元オリンピック代表選手ブロンソン・ピアリーにコーチを依頼する。才能のないエディを相手にしようとしないピアリーだったが、大怪我をしても挑戦し続けるエディの姿に心を動かされ、コーチを引き受けることを決意する。

引用元:イーグル・ジャンプ : 作品情報 - 映画.com

■Review

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『イーグル・ジャンプ』(原題:Eddie the Eagle)は実在しているイギリスのスキージャンプのオリンピック選手、マイケル・エディ・エドワーズの半生を描いたスポーツドラマ映画です。

彼は当時ではイギリス人初のスキージャンププレイヤーでした。
スキージャンプをやる人や、興味ある方ならこの人は知っているでしょう。分かりませんが

主演はキングスマンにも主演したタロン・エガートンと、X-MENシリーズでお馴染みで今年は『ローガン』にも主演するヒュー・ジャックマンが出ています。






映画は基本主人公とコーチとの絆を描きながら、オリンピックに出場するまでの成長を描いています。


見所はやはりスキージャンプのシーンでしょう。
あそこはCGだとは思いますが、かなり臨場感と迫力があり、ジャンプするときの緊張感が出ている演出も素晴らしいと思います。


スキージャンプでは何回か飛ぶシーンは多くありますが、その中でもやはり飛んでからの着陸失敗は痛々しいです。


主人公もそうですが、他のプレイヤー、それから当時の映像などそこまでグロテスクに表現はしていませんが、
転んだあとの怪我や転び方、そして死ぬリスクもあるという説明をするので、スキージャンプはそう甘くない競技だと分かりますし、より見ていて緊張感があります。



ヒュー・ジャックマンは本当に格好よかったです。
当時の人がやったかは知りませんが、タバコ吸いながらスキージャンプをスタートし、途中で投げ捨てジャンプする姿は格好いいです。
絵柄だけでも良いのを撮りたかったんだと思いますが
てか、タバコを短時間だけ使うなら最初から吸うなよとツッコミたくはなりますがねw


主人公とコーチとの絆はしっかりと写していましたし、その姿も友人として、師匠と弟子の関係としてもしっかりと見えました。

ストーリーや関係性など、王道ではありますが、ドラマ映画としても、スポーツ映画でも初めて見る人なら見やすい映画でしょう。

あとは、音楽も同じような曲を使いますがそれで緊張感や感情、そして冬の寒さを表現していたと思います。




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スキージャンプで飛ぶときや着地するときなんか、結構スローモーションを多く使うんですよ
それが緊張感を表しているというのは分かりますが、結構しつこく感じます。


だから、ラストでの皆が叫んでいるような顔をしながら主人公がジャンプするシーンは盛り上がるし、笑えるというのもありますが…
そのスローモーションを多用してしまい、途中からスキージャンプの演出に飽きてしまうというのがありました





主人公が目が悪かったり、運動音痴だと言うのは最初の子供時代で説明はされるんですが、あまり分かりにくいです。


ただ、それらを試しながらやっているようにしか見えなかったし
途中から運動音痴だとか、目が悪いから何かが起こってしまうエピソードもないので
映画としては別に必要ではなかったかなとは思いました。





映画的には王道で普通に休日でも楽しめる映画です。
しかし、ちょっとした不満点はありますが嫌に気に触るほどのものではなかったし、私も結構見ていて楽しかったので良かったとは思います。



そんな感じですね


■評価


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最終評価は…




☺☺☺☺☺|☺☺☺⚫⚫

8/10です。

 


スポーツ映画の基準点になりますし、初めてスポーツ映画を見るという方にはオススメします。

スキージャンプではありますが、痛いシーンも子供が見れる程度の映像なので、家族で見たりするのもアリではありますね。





はい、そんな感じで!