■映画情報
公開日/2014年
上映時間/95分(1時間35分)
監督/ウィリアム・L・スチュアート
製作国/アメリカ
■予告
■あらすじ
敵対する2大企業によって世界が支配されている近未来。5人の戦闘チームが敵基地に潜入し、極秘情報を奪取するという任務に就く。その任務にまつわる恐るべき真実をPOV方式で映し出した、体感型シューティング・アクション。
世界が二つの企業に支配された近未来。ライバル社が開発するマシンの奪取を命じられた戦闘チームは、眼球に小型カメラと通信機器を移植され、ライバル社の施設に潜入する。
■Review
『SHOOTING シューティング』
は、POV方式の視聴者が主人公気分になれる体験型シューティング・アクションです。
………のはずです。はい
ゲーム感覚のような映画になると期待して、レンタルDVDで見ましたが…
とりあえずレビューしていきましょう
正直ストーリーが普通だったです。
とにかくストーリーに関しては突飛として盛り上がる部分はなく、
不足しがちな要素やストーリー内で盛り上がりはありません。
それがクソ映画のような感じかと言われたら別にそうでもなく、映画としての物語の出来はそこそこです。
しかし、何度も言うように物語の迫力や盛り上がる部分、波などが全然なくただひどい場合だと眠くなってしまうようなストーリー展開ではありました。
人によっては普通にこのストーリーは小数ではあるとは思いますが、良いとは言うでしょう。
不満点をあげるなら、今回のこの映画での醍醐味である視聴者を主人公にしたような作り。
これをやるなら普通のアクション映画を撮って欲しかったと言わんばかりのものでした。
まず、パッケージにあるようなロボットやロボットとのガンアクションの匂いがするパッケージ。
このロボットは一切でません。
一応ロボットは出てきますが、デザインは違うし、出てきても最初と最後あたりの2回だけで別にロボットを主体にした敵ではありません。
ロボットの話は別に全体としてのアクションもショボすぎて、それが主観的になると余計にショボくなります。
全体的にアクションは期待するほど迫力はないです。
そして、自分がこの物語の主人公になる気分は味わえるのか?
正直あまり味わえません。
なぜかというと、一人の人物の目線ではなく多数の登場人物の目線も体験します。
あげくの果てには敵側の目線も撮っています。
それだけでなく、この映画が人目線の映像がヤバイと思ったのか何回か監視カメラの映像なども流して、結局体験型にしたいのか、普通のアクション映画を撮りたいのか分かりません。
さらには、ガンアクションの話に戻りますが、体験型のガンアクションと言っているわりには半分もガンアクションしていないし、中盤は大体会話です。
この会話も俳優の演技に魅力はないし、話も普通で盛り上がりはないので、ここら辺で眠くなるでしょう。
まとめると、クソ映画ではないにしろストーリーは普通だし、アクションもショボいし、体験型にしては結局なにをしたいのかよく分からない映画でした。
せめて音楽だけでもゲームのような盛り上がる曲にして欲しかった。
音楽も流れてはいますが、あれを流すなら流さない方がマシでしょう。
そんな感じですね。
■評価
最終評価は…
☺☺⚫⚫⚫|⚫⚫⚫⚫⚫
2/10です。
あまりオススメはしませんが、今までの映画とは違う体験をしたいなという人なら楽しめるとは思います。
何度言いますが、別にクソ映画ではないのです。
否定的な意見の中にも、面白いという人はいるような映画ではあります。
はい、そんな感じで!