■予告
■あらすじ
オレゴン州の小さな田舎町キャッスルロック。それぞれに家庭の問題を抱える4人の少年たちが、町から30キロばかり離れたところに列車の轢死体が放置されているという噂を聞き、死体探しの旅に出る。
■Review
『スタンド・バイ・ミー』(原題:Stand by Me)はスティーヴン・キングの非ホラー短編集『恐怖の四季』の中に収められた『THE BODY(死体)』を映画化したもの。
ホラー小説だからホラー映画と思いきや、12歳の少年たちの青春を描いていた映画でした。
また、主題歌にはベン・E・キングの同名タイトル『スタンド・バイ・ミー』を起用しています
演技について話しますと、子役4人は正直あまり上手くないです。
台詞は時々子供らしくないし、台詞の言い回しや泣きの演技なんかはよく見るような演技でした。
しかし、そのあまり上手くない演技にかんしてもなぜか子供たちに共感を持ち、4人それぞれ誰も好きになれるキャラクターを作り上げていました。
この映画で素晴らしいのは脚本が素晴らしいと言えますね。
12歳というのは大人と子供の境界線みたいな所に立っていると思います。
子供っぽいことをするとバカにされるし、早く大人になりたいから大人の真似や、その流行に無理に着いていったり…
それらが結構映画の序盤から盛り込んできましたね。
4人が大人の真似事でトランプゲームをやったり、タバコを吸ったりしていたり
それから大人や人に対して色々考える時期でもあるのでそれらもリアルに撮していましたね。
12歳という子供の心情や行動をしっかりと描けていたんじゃないかと思います。
死体探しをしなければ結局は子供のただの遠足か、興味で森の中を散策しにいく遊びのようなものです。
その遊びの中で子供がよく遭遇しそうなトラブルに出くわします。凶暴な犬に追っかけられたり、年上の不良に出くわしたり。
映画の中では汽車に轢かれそうになったりしましたけどね。
それでも少年たちにとっては深い思い出だし、そのハプニングは大人で言えば爆発に巻き込まれるくらいの衝撃なものでしょう。
これらは大切にしたいエピソードであり、大人になれば全然体験できないことです。
そういうのも大切であるというのをこの映画では教えてくれます。
私も12歳くらいは死体探しは流石にないにしろ、どこかの山奥や森の中を探検したり、
いつもは電車で3分くらいで行ける場所をあえて地図なしで徒歩で友人たちと歩いたり
そういうのは昔は大変でしたが、結構楽しかった思いでの1つでしたね。
それらの思い出を重ねながら見ると子供たちの心情や気持ちに対して思い出しながらではありますが、気持ちに同情したりしますね。
結構今の大人達が見ても楽しめる映画でしょう。
勿論子供でも見れる映画です。子供がタバコを吸うシーンがあってか今はテレビではやりませんが、12歳の小学生や中学生に見てほしいですね。
映画の中のメッセージでは青春とはかけがえのない物だよということ。
流石にタバコを吸うのはダメですが、大人のフリをしたり、行動をとるのはそれは別に悪いことではないと思います。
これを12歳じゃなくても学生時代に見たら10年後また見返して見てください。
今までの青春がとても大切なものだと分かるでしょう。
それは大人の人でも同じですし、別に小さい頃見てなくても大丈夫です。
青春の甘酸っぱさや若者の気持ちや悩みなどをしっかりと見せて、大人や子供でも考えは違えど楽しめる素晴らしい映画だと思いました。
そんな感じです。
■評価
最終評価は…
☺☺☺☺☺|☺☺☺☺⚫
9/10です。
満点にするか悩みましたが、演技とかを見るとちょっと減点はしました。
ですが、素晴らしい作品だと私は思います。
それから最近短かったり、細かい部分までレビューできなくてすいません。
日常生活が結構忙しかったりするんで、あまり書く時間がないのと、寒くて手が悴むんですよねw
一応出来るだけ毎日投稿はしますが、こういった短いレビューになることもあまります。すいませんm(__)m
これからもよろしくお願いいたします
はい、そんな感じで!
それでは!
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