■予告
■あらすじ
ヨーロッパ随一の高級ホテル「グランド・ブダペスト・ホテル」を取り仕切り、伝説のコンシェルジュと呼ばれるグスタヴ・Hは、究極のおもてなしを信条とし、宿泊客のマダムたちの夜のお相手もこなしていた。ホテルには彼を目当てに多くの客が訪れるが、ある夜、長年懇意にしていたマダムDが何者かに殺害されてしまう。マダムDの遺産をめぐる騒動に巻き込まれたグスタヴ・Hは、ホテルの威信を守るため、信頼するベルボーイのゼロ・ムスタファを伴い、ヨーロッパを駆けめぐる。
■あらすじ
『グランド・ブダペスト・ホテル』(原題:The Grand Budapest Hotel)は、第87回アカデミー賞の作品賞ほか同年最多タイの9部門を獲得した作品です。
日本ではあまり知名度は何故か低い作品ではありますが、最初知らなかった私も名前のインパクトでこの映画を見させて貰いました。
まず、この映画は時代に合わせた編集部分が素晴らしいと思います。
時代の切り替わりがある作品で、その時代により映像がその時代に合わせていました。
画面サイズは殆どがスタンダードサイズを起用していて、それが気になる人もいれば気にならない人もいるでしょう。
しかし、それらが演出の目的であったり時代背景を思わせるものであったりと素晴らしい編集技法だと思いました。
時代の切り替わりがある映画の殆どが集中できなくてあまり素晴らしい映画としては捉えられないこともあまりますが、この映画はそういう技法を使ったり現在のシーンが食事のシーンの1つだけだったので、現在の話がナレーションとして集中して見れることができました。
映像の切り替わりがあるのともう1つ素晴らしい編集としては、撮影方法やカメラが古いものを使っていたということでしょう。
なので安っぽい演出もそれは古さや時代を感じさせるための物であり、ギャクやハイテンポな演出もサイレント映画として見ることができました。
そういった面で、古い時代に引っ張らさせた演出は素晴らしいと思います。
ホテルのコンシェルジュと新人のベルボーイの友情や仕事映画かと思いましたが、ミステリーだったり、戦争の話を盛り込んできた意外性はありました。
勿論友情を描くのは中心ではあります。
その別の話を盛り込んできたのにも関わらず、それらを自然と入れてきましたね。
それらのミステリーも会話のテンポであったり、コメディ要素を吹き込んだりしてきたりするので見ていて飽きませんでした。
世界観や映像が美しく、可愛らしい反面、ストーリーはコメディながらも伝えたいことやメッセージ性を忘れていない内容の映画でした。
色んなレビューでこのウェス・アンダーソンの映画を初めて見るならこれをオススメするというレビューが何件かありましたが、
そうですね。私からもこのウェス・アンダーソン映画の中では強くオススメします。
私も正直な話大満足だった訳ではないし、賛否は別れてしまう映画ではあるとは思いますが、けれど見る分にはダメだよとは言いません。
そんな感じですね
■評価
最終評価は…
☺☺☺☺☺|☺☺☺☺⚫
9/10です。
今日は短めにさせて頂きます。すいません。
見て良かったと思えた映画でしたね。是非見ることをオススメします!
はい、そんな感じで!
それでは!
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