■映画情報
公開日/2014年3月21日
上映時間/100分(1時間40分)
監督/フィル・ロード&クリストファー・ミラー
製作国/アメリカ
■予告
■あらすじ
特徴もなく、ただマニュアル通りの日常を繰り返すことになんの疑問も抱いていない平凡なLEGOフィギュアの作業員エメットは、ひょんなことから世界を救う「選ばれし者」と間違われてしまい、LEGOワールドを思うがままに支配しようと企むおしごと大王の野望を阻止する冒険に出るはめに。ヒーローになる覚悟も自覚もないエメットだったが、世界を救うため個性的な仲間や人気ヒーローたちと悪に立ち向かっていく。
■Review
『LEGO(R) ムービー』(原題:The LEGO Movie)は世界でも有名な玩具、レゴブロックを題材にした3Dアニメーション作品です。
監督はフィル・ロード&クリストファー・ミラーで名前だけは聞いたことはありますが、彼らの作品はこれが初めてでした。
去年に公開した『コウノトリ大作戦』とかが最近の有名な作品でしょう。
それでは、レビューしていきます。
3Dアニメーションではあるんですが町や物が一から製作されたようなクオリティです。
それだけでも子供は喜ぶし、大人のファンでも感動できると思います。
3Dと言うよりかはどちらかというとストップモーションに近い感じがしました。
そういったブロックの人たちや道具がカクカク動いたりすのは、素人のレゴ動画のようで愛着は湧き親近感が出ます。
ストップモーション風のアニメって、大体なぜかは知りませんがそのキャラクターを愛しやすい物ばかりだと私は思います。
そういった部分でも成功できたアニメ映像かと思います。
ストーリーがかなり馬鹿馬鹿しいです。良い意味で。
見た人たちの中には「ありきたりなストーリー」だと言う人もいますが、私的にはあまりそうは思いません。
逆にそのありきたりを皮肉ったストーリーだと私は感じました。
現代の常識を馬鹿馬鹿しく皮肉り、それをコミカルに表現していたと思います。
思ってた以上に笑えたし、感動できるし、大人や子供でも誰からも心に突き刺さるようなメッセージ性があるストーリーでした。
笑いに関しては普通の台詞の言い合いやドタバタ要素は勿論、様々なキャラクターで笑いをとってました
スーパーマン、ワンダーウーマン、バットマン、リンカーン、それからスター・ウォーズなどなど
色んな知っているキャラが来るのでそれが嬉しくて笑っちゃうことが多くありました。
個人的にはスター・ウォーズでソロやC-3POが出てきた時ですかね(C-3POの吹き替えは勿論ご本人でした)
終盤近くになると今までの物語を一気に感動にぶつけて来たのは素晴らしいです。
なにからなにまで、この終盤のメッセージを語る為に作られたストーリーになっていましたね。
それが結構子供はこれからも大切にしていかなきゃならないし、大人は今までのそれらを忘れてきたことをまた改めて思い出させたシーンでした。
流石にネタバレになるので、このシーンは自分の目で確かめてください。
日本吹き替えも素晴らしいです。海外はそれぞれ1キャラクターに1人の俳優ですが、
一人の声優が何人ものキャラを演じ分けていました。声優好きならある意味楽しい映画です。
山寺宏一や沢城みゆき、玄田哲章さんなどが多くのキャラを演じ分けていました。
特に山寺宏一が吹き替えたバットマンともう一人山寺宏一が吹き替えたキャラの会話は同じ人なのに、違う人同士が会話しているように聞こえたのは感動でした。
あまり期待していなかった分より楽しめた映画ですし、大人から子供、レゴファンにも十分楽しめる映画だと思いました。
そんな感じですね
■評価
最終評価は…
☺☺☺☺☺|☺☺☺☺☺
10/10です。
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
ここ最近見た3Dアニメ映画の中ではズートピアの次に楽しめた映画でした。
結構また見たいなと思わせる映画でしたね。今年には『レゴバットマン』が公開され、同じ監督なので非常に楽しみです!
期待したいと思います!!
はい、そんな感じで!
それでは!
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