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映画『ドクター・ストレンジ』評価&レビュー【Review No.103】

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■映画情報


公開日/2017年1月27日

上映時間/115分(1時間55分)

監督/スコット・デリクソン

製作国/アメリカ

■予告


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■あらすじ

天才的な技術を誇るが傲慢な性格だけが欠点の神経外科医スティーブン・ストレンジは、不慮の事故で両手の機能を失い、築いてきたキャリアの全てが崩壊する。手の治療と失われた人生を取り戻すため、あらゆる手段を模索するストレンジは、やがて神秘に満ちた魔術の力へとたどり着く。魔術の修行に励むストレンジは、強大な敵との戦いに巻き込まれていき、医師として相手を傷つけることに苦悩し、外科医に戻るか最強の魔術師として戦う道に進むかの選択を迫られる。

引用元:ドクター・ストレンジ : 作品情報 - 映画.com

■Review

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『ドクター・ストレンジ』(原題:Doctor Strange)はマーベル・シネマティック・ユニバース(通称MCU)シリーズの最新作。

今年のマーベルヒーロー映画が多い中での今年最初の映画になります。主演は今大注目のベネディクト・カンバーバッチが、
マーベルヒーローの中では異色の魔法使いヒーローを演じます。

基本ネタバレはしないようにレビューをしていきます。




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私が前回の2017年公開映画で注目していた映画というだけあって非常に楽しみにしていました!
楽しみにしていた分、それを裏切らない素晴らしい作品になっていたと思います。

魔法を使うと言うだけあって、ハリー・ポッターを想像する人もいますが、
「魔法=ハリー・ポッター」の考えは捨ててみた方がいいでしょう。
どちらかというと、西洋の魔法と言うよりは東洋系の神秘的な魔法になります。



今まで、迫力のある映像を送ってきたマーベル映画ですが今回は映像美で勝負をしてきましたね。
勿論、この映像も素晴らしいですし幻想的で神秘的でした。

万華鏡のような映像が結構流れたり、箱根細工のような模様みたいな映像ですので、
その映像も映像で東洋の世界観になっています。
そういったものが、大好きな日本人はこの映画の映像も好きになるでしょう。

というのも、映像がインセプションみたいだとかいう人もいますが、大体似ています。
それをかなり強化したように思えればいいでしょう。

インセプション [Blu-ray]

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キャラクターもベネディクト・カンバーバッチなどの俳優人やキャラクターも結構強いし、

マーベル映画を好きな人なら、結構これからの映画に繋がるような出来事や映像は流れたりしますので、楽しめるかと思います。
勿論最後の最後まで見ることをオススメします。




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ただね


ただこの映画を見終わった時に楽しかった映画だなと思えたんですが、
正直な話個人的にMCU映画の中ではあまり好きではない映画です。

見終わった後考えてみました結果、キャラクターに問題がありました。


俳優人の演技は素晴らしいですし、キャラクターもそれぞれ個性溢れるメンバーなんです。

しかし、ドクター・ストレンジ以外に好きになれるようなキャラクターがいないんです。
仮にドクター・ストレンジのキャラが嫌いな人が見たら誰を好きになるんだろうと思います。
キャラの存在自体が良くてもそれを好きになれないと意味はありません。

勿論、戦いのシーンや魔法を出す時なんかはカッコいいんです。しかし、キャラが考えていることがストレンジ以外ちょっとあやふやでしたし、客観的に弱いです。



それから、誰かとのコンビという形も好きな者はいません。
キャプテン・アメリカ×ウィンター・ソルジャー、キャプテン・アメリカ×ファルコン、
ハルク×ブラック・ウィンドウ、アントマン×ファルコン、アイアンマン×スパイダーマン
などなど作品別やアベンジャーズの中にしろその作品の中でコンビのような形が作られたり、それを好きになります。

ですが、コンビが作られたとしてもそれが仲のいいコンビでもなく、凸凹コンビな訳でもない中途半端な形なんですよ。





それから個人的に修行してからの時がなんとなく退屈に感じました。ヒーロー映画って修行とかがとても見ていて楽しいんですよ。

それが結構トントン拍子にやっていくし、台詞で片付いてしまうので折角楽しいと思えるシーンがあまり楽しくはないです。

映画の中で色々と説明はされるんですが、科学とかでは別次元の用語がかなり沢山言われたりしたんで、
それで頭の整理をしたながら見ていたからだとは思いますね。

ストレンジも頭が良いのは分かりますが、難しい呪文もあっけなく取得はしてしまうんで「え?終わり?」って思っちゃいます。
主人公補正だよって言われたらそこまでですが

なのでストレンジが本当に苦悩しながら修行していたのかあまり分からないんです。

もっとアイアンマンのように絶望の縁から自分の才能を最大限に活かしたことなどを見てみたかったです。


そう思うとあまり比べたくはないですが、同じ魔法映画のハリー・ポッターはよくあそこまで説明をあまりしないで楽しいな思わせたのはスゴいですよ


まぁ、ただあまり見たことないマーベル映画でしたし、これからかな?とは思います。
今年はまだ3本MCUの映画があるので次に期待したいと思います



そんな感じですね


■評価


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最終評価は…




☺☺☺☺☺|☺☺☺⚫⚫

8/10です。

 


普通に映画を楽しむ分には楽しい映画です。しかし、マーベル好きやファンの方には物足りなさや、期待以下の作品になるかもしれません。
勿論楽しめる方もいるとは思いますが


それから少し採点基準を変えます。というのも10点満点の映画が去年公開された映画だけで15本くらいあげたんです。

流石に多すぎたので、今年は出来れば5本くらいに納めたいなと思います。
だからと言って9点や8点で悪いわけではなく、9や8は私の中ではオススメできる映画の部類に入りますので悪しからず





はい、そんな感じで!