■映画情報
公開日/2015年10月16日
上映時間/91分(1時間31分)
監督/山本透
製作国/日本
■予告
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■あらすじ
落ち目の俳優・杉崎は、新境地を開拓するため、「ヤーガ」と呼ばれる未確認生物(UMA)を求めて秘境を探検するテレビ番組で隊長を務めることになる。しかし、番組が面白ければ何でもありというプロデューサーを筆頭に、進行が大ざっぱなディレクター、バラエティ番組をバカにしているAD、適当な現地通訳ら、バラバラなチームワークの番組制作スタッフに振り回され、探検は行き当たりばったり。そんな現場で杉崎には隊長としての自覚が芽生えていき、徐々に番組作りに真剣になっていくが……。
■Review
『探検隊の栄光』は、荒木源の同名小説を映画かしたもので、
監督は『猫なんかよんでもこない。』などを製作した、山本透。
主演は藤原竜也のコメディ映画になっています。
そもそも藤原竜也自体がコメディ映画に出ることが珍しく、どんな映画なのか気になったので見ました。
今回は諸事情で時間がなかったので、軽くレビューします。m(__)m
物語自体は『藤岡弘探検隊』を見た人なら分かりますが、正にその通りな映画です。
探検隊がヤーガという未確認生物を見つける為に様々な困難や秘境へと足を踏み入れて、探検していく番組……
……なんですが、それらは全てヤラセてんこ盛りの番組です。
まず、『藤岡弘探検隊』を知っていたり大好きな人なら十分に楽しめる映画でしょう。
ほぼそのままのような感じでしたし。
番組で流れる映像であるシーンを写したら後、撮影中の画面に写ります。
それが実はこういう形で撮影しているんですよというのを、堂々と見せていたり、
結構ヤラセですよというのを、自慢気のように見せてくるので逆に嫌にはならないし、面白いです。
主なストーリー自体は、ヤーガを見つける番組製作が主軸ですが、
サブとして藤原竜也演じる杉崎の俳優としての想いであったり、番組製作で一番大事なのは何かというプロフェッショナルな部分も見られました。
藤原竜也の演技はたくさん見てきましたが、この映画の藤原竜也は自然的であまりクセがなくて大好きです。
今までの演技が好きな人はあまり呑み込めないでしょう。
けど、新しい可能性を見せた演技だったと思います。
特になにが良いかというと、結構楽しそうに演技をしているんですよ。
今までのしっかりした演技ではなくて、コメディらしく楽しそうに演じてました。
不満点をあげるなら、どの役者も演技は良いんですが時々テキトーな感じの演技がチラホラ見えたこと。
それが藤原竜也やユースケ・サンタマリアなど色んな人たちに言えることです。
大切な部分でそれが別に感動するわけでもないし、笑える部分もそれがテキトーだと笑えなかったりしたし、
基本は本当にくだらない映画で笑える部分も笑えるんですが、そういうのをチラホラ見えたのがナンセンスでした。
けどまだチラホラくらいなら良いんです。
全ての演技が下手な役者が一人いました。
それが佐野ひなこです。
全体的に棒読み感があったし、心が動く部分も別に動いた感じがした演技はしなかっりで、
黙れば美人なんですが、しゃべると下手だなと毎回思って仕方がなかった。
総まとめすると、全体的には悪くないしB級映画の感じが逆に良かった映画です。
同じような笑いを誘ったりしますが、基本は笑えますし、ストーリーも十分に人を引き付けます。
しかし、少々テキトーな演技をしている人が見えてそれが気になったりしましたが、
2015年邦画のなかでも楽しく、面白い映画だと思います。
そんな感じですね
■評価
最終評価は…
☺☺☺☺☺|☺☺⚫⚫⚫
7/10です。
時間も短いので、サッと見れる面白い映画だと思います。
個人的には最後まで見ることをオススメします。
スタッフロール部分のシーンは一番笑えたのでw
はい、そんな感じで!
それでは!

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