■予告
[http://www..com/:title]
■Review
どうも、Ko-taです。
本日は『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の続編映画、
『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』をレビューしていきます。
こちらの前作のレビューは書いてありますので、どうぞ見てみてください。
■あらすじ
超大型巨人によって破壊された外壁の修復作戦に出発したエレンたち調査兵団は、巨人の襲撃によって窮地に陥る。エレンも深手を負った上に、仲間のアルミンをかばって巨人に飲み込まれてしまい、その場にいた誰もが絶望の淵に立たされる。しかしその時、謎の黒髪の巨人が現れ、他の巨人たちを駆逐しはじめる。
一言いいましょう。
駄作です。
かなりの駄作です。(一言じゃない)
◆ストーリーは申し分ない。◆
とりあえず前作は脚本がダメだと言いましたが、今回はそれを越えるダメダメな脚本だったので、逆に驚きました。
けど、前回と同じくやりたいことは分かりますし、ストーリーや巨人とかの正体もそれは面白いんです。
面白いはずなのに、それが脚本で上手くいかなかったり、演技のせいで見るのがつらくなったりします。
ストーリーとしては、100年以上前に巨人が突如表れる理由としては、実は巨人の正体は人間であり、
それらを作ったのも人間でした。
戦争のために作られた「巨人ウイルス」というものが何らかの原因で、2015年の時に感染が広まり、人間が巨人になっていきます。
しかも、それが誰に感染するかも分からない状態なので、人通しが争い合うことも長く続きます。
実際映画の中では、コンビニで女子高生が巨人になったり、ビルの外から巨人が見えたりというシーンはありました。
実際これを映画にして、見たかったなというのはありましたね。
「巨人ウイルス」のせいで感染をして、巨人になったり、人たちを壁のなかに入れる理由、
さらには超大型巨人の正体は國村隼演じるクバルなんですが、
人工増加を押さえる為に、巨人を使い人を減らしたりしていた設定も面白いとは思います。
それらを壁の上でエレン達に丁寧に説明してくれた國村隼の演技も良かったです。
ただ、それらの設定やストーリーが良かったのにも関わらず、脚本や演技のせいで映画はボロボロになりましたね。
◆前回のダメな部分がよりダメに◆
とりあえず脚本はツッコミ所満載ですし、かなりボロボロになっています。
とりあえずさっき言った設定は面白いからそこはしっかり固めたんだなというのは何となくわかります。
しかし、それ以外はどうでも良い感じで後はテキトーに作られたような脚本に仕上がってましたね。
一番悪かったなというのは、シキシマのクーデターが聞いていても何をやりたいのかさっぱり分からないし、
サンナギが仲間を庇って死んでいくのも、テンポは悪いし、ごたついてて、ただ可笑しいなというのしか思えなかった。
前作からの引き継いでる仲間で唯一死ぬのがサンナギなんだけど、監督や製作陣が
「ほら、仲間死んだぞ。泣けよ」
と思って作ってるのが丸見え。
エレンのシキシマの絡みを入れて女性ファンを喜ばせる為の文化祭レベルの絡み演技をさせたり、
原作の台詞を無理矢理いれてたり、カッコいいと思う台詞をいれているなど、
鑑賞をする人たちのことを気にしすぎている作りをしてしまった結果、
自分達がやりたいような映画をしっかり作れていないように感じます。
だからそこら辺はちゃんと考えないで、色々と詰め込むから雑な脚本だと思ってしまうのかと私は思います。
特にそれを強く思わせたのは、ちょいちょい海外の映画を真似たような演出をしたこと。
「バイオハザード」見たいな真っ白な部屋とかウイルス設定だったり、
海外SF映画で見るような超大型巨人の戦いであったりとそれらもあまり監督としての味をあまり出していませんし、見えません。
そういう意味でも、俳優人の演技が海外の俳優を真似てる感じがして、下手に見えるし、
一番気になったのは、CGに対しての演技力があまりにも無さすぎだなということ。
彼ら俳優人の創造力で演技をしなきゃいけないので、それが下手に見えるということは、とりあえず創造力があまり無いということでしょう
とりあえずこのCGと対する演技ではこれを見るより、
実写版の『ジャングル・ブック』のモーグリを演じた子役を見ることをオススメします。
彼の方がこの映画の俳優人よりかなり上手いです。
そのCGも、結構CGだなというのが風景とかで分かります。
超大型巨人が特撮というよりかはCGで作られているように見えてしまったのが残念です。
ツッコミ部分をいうと、まず上の画像。
岩がいっぱい降ってきてるのにも関わらず、なぜか二人どころか一人も当たらないという出来すぎた演出。
さらに、あんなに昼間に大声や大きな物音をたててるのに、巨人が一切来ない。
昼間は活動的で、前回夜で声出してもあんなに襲ってきたのに、なぜ今さらになって来ないのか?
もしかして、設定を忘れたのか?
とりあえず、設定はしっかりしてるのに色々と詰め込み過ぎた雑な脚本。
グロ表現も、巨人の戦いも前作の方がインパクトあったからこっちでは飽きたし、見慣れて、衝撃的には感じない。
セカオワの『SOS』は好きだけど、映画には合わない。
文化祭並みの海外俳優の演技を真似た俳優人の演技
というお粗末な映画でした。
ラストになんか続編がやるような空気を醸し出したシーンがあるんですが、
やめた方が良いと思います。
もしやるなら、それは私は見に行きますが、
ちゃんと脚本や演出を固めてつくってほしいと期待したいです。
そんな感じです。
■まとめ&評価
最終評価は…
☺☺⚫⚫⚫|⚫⚫⚫⚫⚫
2/10
実写版は色々と失敗はしていますが、これもその内でしょうし、まだ前作の方が見れますのでそちらを。
別に私はオリジナル要素を入れるのは反対ではありません。
オリジナルで勝負するという姿勢は素晴らしいと思いますよ。
はい、そんな感じで!
それでは!

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド DVD 通常版
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2016/03/23
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (8件) を見る

- アーティスト: SEKAI NO OWARI
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2015/09/25
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る