どうも、Ko-ta です。
今回は『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』(原題:Florence Foster Jenkins)
を12月初めの映画で見させていだきました。
こちらの映画は第29回東京国際映画祭特別招待作品(オープニング作品)にもなりました。
それでは、レビューをしていきましょう!
■予告
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映画の方ですが、とても良かったです。
まず、フローレンスを演じたメリル・ストリープは素晴らしい演技でした。
『マンマ・ミーア』での歌唱力の良さから一転して、今度は音痴な役です。
その降り幅があったのに見事演じきれて、ちゃんと音痴な歌い方もしてました。
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ネタバレをちょっと言うと、
スタッフロールでフローレンス御本人の歌声が出されているんですが、
これが本人なのか、メリル・ストリープの歌声なのかの区別がつきません
つまりまったく本人にそっくりな歌声や歌い方だったのが最後の最後までメリル・ストリープに驚かされました。
勿論、フローレンスのキャラクターや演技も大分面白いものでしたし、
その歌声で私はかなり笑ってしまいました。
ヒュー・グランドやサイモン・ヘルバーンの男性人も素晴らしいです。
特にサイモン・ヘルバーンのキャラクターはどちらかと言ったら映画を見ているお客さん目線で、
フローレンスを見て聞いたり、感じ取っていたりしていたので愛着は沸きます。
この3人の組み合わせは見ていてとても楽しいものでした。
別に3人が一緒になるシーンはそこまでないですが、
そのどちらかと2人になる時の関係性や気持ちとかが結構分かりやすく、映していました
コメディのジャンルではありますが、
どちらかというとコメディタッチです。
なので予告でコメディだと思って見る人はガッカリはしますが、それでも楽しい映画でした。
フローレンスの歌の下手さに笑えたし、ちょっとしたシーンやセリフが笑うポイントになっていましたね
けど、映画自体1940年代のアメリカで映画でもジャズとか流れ、お洒落な映像が多いので、これはこれでコメディにしなくて正解だと思います。
それからフローレンスの歌い方は下手で何度も笑えるんですが、カーネギーホールで歌うシーンは笑えなくなるんです。
いや、別に悪い意味ではないんです。
そのシーンで歌としての素晴らしさや、歌の本来の姿とかを表現していて、けど下手には変わりはないんですが、
それでも最後まで素晴らしいと思えてしまいました。
そういう意味でもこの映画は客の心をつかんだ映画だと思います。
不満点はあまりないですが、強いて言うならラストがかなり詰め込んだなと思いました。
ラストシーンは正直良かったんです。
そこで結構映画の伝えたかった内容や、フローレンスが求めていたものとかが分かって、正直泣きそうにはなりました。w
じゃあ、なにがアレかと言うとそこのラストに行き着くのが急だなと私は思いました。
「なんで急にそのシーンになったんだろう」っていう感じでいきなりほどでもないですが、ラストにいきました
ただ別にラストは本当に良いので、別に不満には思いませんでしたが
あとこの映画はかなり人を選ぶと思います。
フローレンスの気持ちであったり、映画のテーマだったりそれが伝わる人とまったく伝わらない人に別れると思います。
私的にこの映画は、
今演技をしている方や、これから俳優や声優、歌手を目指してる方目指す方が見た方が伝わりやすいと思います。
テーマとかがそっちの路線になってるので。
ただ普通の人でも十分に楽しめる映画ではあります。
笑えるし、楽しめるし、俳優人はみんな上手かったし、音楽も良かったので私はオススメする映画です。
はい、そんな感じです
■まとめ&評価
評価は…
☺☺☺☺☺|☺☺☺⚫⚫
8/10です。
面白い映画でした!是非映画館で見るのをオススメします!
これは映画館で見た方がかなり迫力はあると思います
それからDVDが出ても、吹き替えではなく字幕で見るのをオススメします。
吹き替えにするとメリル・ストリープの良さが伝わらないからです。
はい、そんな感じで!