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映画『あやしい彼女』評価&レビュー【Review No.066】

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どうも、Ko-taです。


今回はまだ今年見てないやつを探していたら、
面白そうなのがあったのでこれを見させてもらいました


今回は『あやしい彼女』をレビューしていきます。


■予告


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■Review


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あらすじを紹介します。

女手ひとつで娘を育てあげ、自分の望む人生を送ることができなかった73歳の瀬山カツは、ある日、娘とケンカして家を飛び出すい。吸い寄せられるように1軒の写真館にたどり着いたカツは、そこで写真を撮り、店を出ると20歳の姿に戻っていた。かつての美しい姿を取り戻したカツは、髪型や洋服、さらに名前も節子と変え、新しい人生を楽しみはじめる。やがて商店街ののど自慢大会に出場し、昭和歌謡を熱唱して会場中を魅了した彼女に、夢見ていた歌手になるチャンスが舞い込む。

引用元:あやしい彼女 : 作品情報 - 映画.com


こちらの作品は同名の韓国映画作品を日本がリメイクさせたものになります。

それを手掛けたのが水田監督です。



私は水田監督に関しては宮藤官九郎が脚本を手掛けた映画は好きです。
それ以外は好きだったり、嫌いであったりと別れてしまいます。


今回の作品に関しては、私はあまり好きにはなれませんでした。
しかし、ワースト1位とかではありません。


主演の多部未華子に関しても私は好きな女優であるんですが、この映画の多部未華子はあまり好きにはなれませんでした。


多部未華子のコメディ演技は大好きなんですが、それが今回あまり生かされていません。
面白い部分もあまり面白くありませんでした。





映画事態のコンセプトは面白いですが、この原作の映画のストーリーをそのまま持ってきただけのように感じたので、
日本映画というよりかは、ただ韓国の映画を真似ているようにしか思えませんでした。


なにかオリジナリティあるかと言われたら、名前と地名、音楽とかくらいです。

あとはなんか韓国映画でよく見るようなストーリー演出だなと思いました。

しかしそれでもストーリーや脚本は面白いです





映画そのものは別に悪くはありませんでした。
正直面白いだけであまり中身はなかったし、テーマもごっちゃに感じたりして、それでも娯楽映画として見れば良い映画です。


多部未華子の出るシーンはまだ良いんですが、
ただそれが出るシーンまでがかなり長いです。

始まって30分くらいでしょうか?



それまでの倍賞美津子や他の老人の演技がこの映画で一番面白くなくて、
頑張ってセリフを読んで言ってるような感じがしていたり、
いちいち演技が舞台みたいにやっていくので、オーバーに見えてしまう。





多部未華子が出るシーンなんかは、結構多部未華子にフォーカスを会わせているので、

映画というよりかは多部未華子の可愛さを映したプロモーションビデオみたいに感じます。


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それがテーマは色々あったのに、そこを映しすぎちゃって、ごっちゃに見えた原因かなと思います。





ただこの映画に関しては先程も言いましたが、ストーリーや脚本はいいです。


プロモーションビデオぽくしなければ、ひとつひとつのストーリーやテーマはとても面白かったです。
家族や恋愛、音楽、夢など色々ありました。




この映画で一番良かったのは「音楽」です。

昭和の名曲を今風にアレンジしていたのですが、それが以外にも良かったり



あと多部未華子が「音楽は相手に伝わらないといけない」みたいな事を言っていて
それをあるグループがライブ用に新しい曲を作るんですが、
それもかなり良い曲でした。

この曲は普通に心に伝わりますw


その曲たちに落差をつけるためかは知りませんが、今風のあまり心に伝わらない曲を使ってたりしましたね。


だからこの映画は今の音楽事情に関しても訴えているならそれはそれで面白いなと思います。



そんな感じです。


■まとめ&評価


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まとめると、

音楽やストーリー脚本は良かったですが、
それを頑張ってセリフを言ってる感のある演技をする倍賞美津子などや、
多部未華子のプロモーションビデオみたいな映画になっていました。


ひとつひとつのテーマは面白いのに、それが入ってしまい何を伝えたいのか分かりませんでした





最終評価は…

☺☺☺☺⚫|⚫⚫⚫⚫⚫

4/10です。


はい、なんかDVDとかよりかは、テレビのロードショーでダラダラ見るタイプかな?と思います。


面白い人は面白かったとは言っているので、見てみてはいかがでしょうか?





はい、そんな感じで!

それでは!

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◆次回『1940年代に実在した歌下手歌手の映画をレビュー』