どうも、Ko-taです。
今回は猫ブームに乗っかったと言わんばかりの映画「世界から猫が消えたなら」をレビューしていきます。
公開日にツイッターでかなり「泣いた」とか「感動した」っていうツイートがあって
あまり興味はなかったんですが、今回先行デジタル配信で見させていただきました。
それではレビュースタートです。
注・ここから先は個人の見解で話しています
■予告
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■Review
脳腫瘍で余命わずかと宣告された30歳の郵便配達員の青年の前に、青年とそっくりな悪魔が姿を現わす。悪魔は青年に、大切なものと引き換えに1日の命をくれるという。電話や映画、時計など大切にしてきたものが次々と失われていく中、青年は元恋人と再会を果たし、かつての思いや別れの時を思い出していく。親友や疎遠になった父の思いに触れ、亡き母が残した手紙を手にした青年は、人生最後の日、ある決断を下す。
まず、先に言わせてもらうと、予告の動画は貼りはしましたがあまり予告は見ない方がいいです。
(予告見てしまった方はすいませんm(__)m)
もう1つの予告で観客が普通の一般人なのか、役者なのかは分かりませんが泣きながら感想を言う予告があります。
それを見てなんか「泣いてください、お願いします。」って言わんばかりの予告ではありました。
正直押し付けがましい
なので物語をより楽しみたい方は予告を見ないのをオススメします。
では、物語のレビューをしましょう。
まずテーマやメッセージ性はとても良い映画だと思います。
好きなシーンであったり、好きな台詞も見つかり、最後のシーンなんかはとても良かったです。
映像も美しく撮れていたなと思います。
演技について言うと全体的にまぁまぁでした。
佐藤健の演じる2役は別に凄いとはいいません。別に悪い意味ではありませんよ
だって佐藤健ならこれくらいやれる俳優だと分かってますから
「僕」の時は自然的にやろうとしたのか、あまりキャラクターに印象はないです。
ですが、父との病院での会話は本当に良かったです。
それ以外はもっといつも通りでもいいかな?とは思いました。
逆に「悪魔」に関してはやり過ぎな感じはします。アニメぽかったです。
全体的にナチュナルにやっても良かったと思います。
宮崎あおいは別にいい女優だと私は思いませんが、この映画では良かった。
アルゼンチン(だっけ?)で旅行したときの演技は本当の物語の彼女としての笑顔をつくっていました。
ただ滝に向かって叫ぶシーンはくさいなとは思います。
別にそこはいらなかったし、特に響くものはありません。
濱田岳はこの映画のなかでは一番演技は上手いです。というのも彼がかなり良い役者というのもありますが
彼が出てくるシーンや台詞はとても好きではありましたね。
映画の演出や脚本の話をすると、まず冒頭で佐藤健がナレーションをするシーンがあるんですが、別にそこはいらないんじゃないかな?と私は思いました。
そのナレーションで映画全体がどういう物語なのかっていうのが大体分かってしまい、最後のシーンであまり感動できない。
そもそもキャラクターごとにも感動する部分はあったはずなのに心打たれるようなものはなかったです。
ていうのもキャラクターと佐藤健との関係性が弱く見えてしまった。
映画で過去の出会いなどを写してはいましたが、現在との行き来が雑になっていて
時系列が分からなくなるときがあったので、キャラクターと佐藤健の関係にあまり興味が沸かない。
特に猫の「キャベツ」に関してはそれが弱すぎた。
「キャベツ」がいなくなって佐藤健が探すシーンがあるんですが、それも「キャベツ」との関係性が薄く見えて、探すシーンでも「大切な存在」と見せたいのは分かるんですが、
見つけても私は「あ、良かったね」って感じにか思えなかった。
この猫との関係性をもっと写しても良かったと思う。
1時間40分の映画ではありますが、この時間ではあまりキャラクターにも興味は沸かないし、物語も詰めすぎて弱いから2時間半でも良かったと思う。
それから物が消える時、照明灯のように消えるのと、映画ハリー・ポッターみたいにド派手に消えるのがあってどちらかというと、すべて照明灯のように消えてほしかった
ハリー・ポッターみたいに派手に消えても映画自体が優しいので、そんな急に派手な演出をしても追い付けないのはありました。
はい、そんな感じです。
■まとめ&評価
まとめると、ストーリー自体悪くないのに、関係性や過去の出来事があまりに薄く感動できる部分も感動できなかったのが正直な感想です。
最終評価は…
☺☺☺☺☺|⚫⚫⚫⚫⚫
5/10です。
良くもあったし、悪くもあったで全体的に普通です。
ただ別に見て損はしない映画ではありました。
はい、そんな感じで!
それでは!

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