どうも、Ko-taです。
私は、なんやかんや時代劇は好きな方でこの映画も楽しみではありました。
で、今回こちらは先行デジタル配信で見させてもらいました
注・ここから先は個人の見解で話しています。
■予告
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■Review
軽くあらすじをします。
磯田道史による「無私の日本人」の一編「穀田屋十三郎」を映画化。
江戸中期、民衆に重税を課す仙台藩では夜逃げや破産が相次いでいた。
そんなある日に、酒屋の穀田屋十三郎と茶師の菅原屋篤平治は藩に大金を貸し付けて、利息を巻き上げるという作戦を思い付きます。
とりあえずこれは実話です。
なんか映画のテーマやコンセプトは、実話を元にして、はっちゃかめっちゃかやるのかな?とは思いました。
でもそうでもなくて、今の社会と大体照らし合わせたりすることもできるものでしたし、それまでに資金を集める苦悩や、あとは家族の話だったり…
コメディとはジャンルでは書かれてはいるんですが、別にコメディ要素はそこまで多くはないです。感動できるシーンが多くあるくらい。
だから阿部サダヲが出てるからと言って、コメディとして見たらガッカリはします。
そこは踏まえた方がいいです。
監督の中村義洋の作品は正直あまり好きな物は少ないです。
ですが、この映画は中村監督の作品の中では一番好きな映画ではあります。
この映画で一番良かったのは、俳優人の良いところを出せてたなと思います。
阿部サダヲ、妻夫木聡、瑛太だったり、その人たちのなんか得意そうな役柄ではやれていたので、配役は上手いなというところ
特に松田龍平演じる役は良かったです。そもそも松田龍平がこんな演技できるのかというのがなんか驚きではありましたが、彼が一番役としてはハマってましたし、上位の役としてのカリスマ性は素晴らしかったです。
役と言えば羽生結弦もこの映画に出てます。殿様役で
彼は初めてにしては上手い方でした。
まぁ、なんか時々なよなよした動きが目についたりしましたが…彼の本業ではないのでそこは目を瞑りましょう。
実話を元にしているのですが、実話を元にしすぎてはいたので、映画事態には感動や面白さはあるんですが、普通でした。
だから映画は映画として、なにか1つ2つは膨らみがあっても良いとは感じます。
全体的に普通すぎて、惜しいです。
ですが、役者や脚本は素晴らしいので、テーマやコンセプトはすぐには掴めます。
時代劇初心者の人はこれを見るのはオススメはします。
不満点をあげるなら、コメディならもっと名一杯やってもよかったぁなとは感じましたね
ナレーションに頼り過ぎな部分はあります。確かに難しい用語が出て説明したいのはわかりますが、その使い方で映画事態のリズムが崩れてたりしたので、ナレーションを少なめでも良かったなと思います
最後のところですが、現代の映像が写されてて…やりたいことはわかります。
ただ最後まで江戸の世界観を保って欲しかった。
そして、主題歌。「上を向いて歩こう」は別に良いです。
ただRCサクセションは合わない
その今までの世界からしたら、この人たちの世界とは合わないし、
なによりその………なんでそんな歌い方をするかな?と………ファンの方には本当にすいませんm(__)m
ですが、「あうっ!」とか変にアレンジした歌い方をしていて、映画が良かったのに、最後の最後で崩しやがりました。
とりあえずそんな感じです。
■まとめ&評価
とりあえず不満点は主題歌を抜けば、全体的には良い作品ではありました。
ただ普通にコメディとして見たりしたら、ガッカリはします。
て、ことで今回の評価は…
☺☺☺☺☺|☺☺⚫⚫⚫
7/10です。
うん。けど何だかんだ楽しめましたので、普通に映画として楽しみたいならオススメはします。
では、そんな感じで!
それでは!
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