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映画『ヘイル、シーザー!』評価&レビュー【Review No.032】

どうも、Ko-taです。

ここ最近腹筋が筋肉痛で最高な状態です、はい。



まぁ、だからどうしたと言いたい気持ちはわかりますが…



とりあえず!今回はこちら



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ヘイル、シーザー!』(原題・Hail, Caesar!)です!

注・ここから先はネタバレが含まれることがあります。また、個人の見解で話しています


■予告


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■あらすじ

1950年アメリカ、ハリウッドは歴史的超大作「ヘイル、シーザー」を製作していました。

ところがある日主演である大スターベアード・ウィットロックが誘拐されてしまいます

仕事請負人のエディ・マニックスがこの事件の解決に急ぎますが、彼のいく道に様々なトラブルが続出します

■Review

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コーエン兄弟事態は別に嫌いな監督ではありません。



今年公開された、『ブリッジ・オブ・スパイ』もこのコーエン兄弟が脚本を書いていて、私的には好きな映画でした。

今回の映画もコーエン兄弟が監督、脚本を勤めているこの作品ですが、


ぶっちゃけ言うとあまり好きになれない作品でした

まぁ、まだそこまでコーエン兄弟の作品を多く見たわけではないですので一概にあまり言えないですが、私的には好きにはなれませんでした。



まず好きな所から



俳優人は有名な人たちが集まるだけあって全員演技は上手かったです。



私的にはレイフ・ファインズ演じたローレンス・ローレンツは好きでした。



この作品事態キャラクターとしては皆分かりやすいですが、彼が一番性格とかが分かりやすいキャラクターだったなとは思います。



また、1950年代の映画の撮影を写すシーンが何回かあって、どれも好きになれます。



1950年代のアメリカ映画が好きな人ならより楽しめるんじゃないかなと思います。




映画全体がテンポや流れもよく、笑えるシーンなんかもあったりはしました。
しかし、不満点をあげるとしたら、この映画が最終的になにを伝えたいのかがあまりわからないまま終わるということです



それがコーエン兄弟らしいことだよと言われれば少しは納得はしちゃいますが…


まずあまりコメディ映画としてとらえて見るとガッカリはするかなとは思います。

この映画は勿論笑える要素はありますが、その要素は少ないです。
ただあまりにもテーマにしたいものが多くあるのでごっちゃになったりします。



その脚本家としての話や、宗教的な話、映画の情熱やら…なんか伝えたいことは分かりますが、そのテーマが多いし、1950年代のアメリカの歴史をあまりしらない人はかなり置いてけぼりになるなと思います。


日本で例えるなら「『ゴジラ』撮影中にサンフランシスコ講和会議の話になったり、カップ麺はスゲーの話になったり」とか

勿論例えです!

とりあえず、映画好きなら見れますが、その話を知っていたりすればもっと楽しめたりします。



そして、結局は最終的になにを伝えたかったのかはわかりません。
実際「ヘイル、シーザー」も完成したのかもわかりません。
一応最後は撮影してましたが



映画の捉え方なのか、戦争のことか、人情とかなのかもよく見えませんでした。



だから私的にはテーマを1つにして、シンプルにしても良かったなとは思います。



私みたいに「少し嫌い」という人もいますし、逆に「好き」という人もいますので、好みが別れる作品かなとは思いました。

■まとめ&評価

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評価は…


☺☺☺☺☺|⚫⚫⚫⚫⚫

5/10です。

別に「嫌い」とは言いましたが、「大嫌い」なわけではないです。



本当に笑わせてくれる部分は笑わせてくれるし、好きなシーンだったりもある映画です。



ただ別にもう一回見たい映画じゃないというのは言わせてもらいますw



はい、そんな感じで!



それでは!


次回『別に10年に1度のスパイ映画でもないような映画をレビュー』