どうも、Ko-taです。
ここ最近私の見てきて、レビューしたものが激しいものや、暗めなもの、はたまたグロいものが沢山ではありました。
たまには優しい映画でも見ようと思いまして、今回はこちらを鑑賞しました。(勿論優しい映画も沢山見ますw)
『ぼくとアールと彼女のさよなら』(原題・Me and Earl and the Dying Girl)です!
注・ここから先はネタバレが含まれることがあります。また、個人の見解で話しています
■予告
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■あらすじ
映画オタクの冴えない男子高校生グレッグは他人にあまり関わりを持たず、幼馴染みのアールと共にパロディ映画を作る日々を送っていました。
そんなある日同級生のレイチェルが白血病になった為、嫌々ながらも話し相手になることになります
そしていつしかレイチェとの間に友情は芽生えるも、病気は悪化
元気つけようとグレッグは彼女のために映画をつくることになります。
■Review
2015年アメリカで公開された、テレビシリーズ『glee』で知られるアルフォン・ゴメス=レホン監督が製作
日本では映画公開はされずに2016年にDVDとして日本でリリースされました。
最初見終わって思ったのが、この映画は好き嫌いが別れるなと思いました。
私は率直にいえば「嫌い」な部類ではあります。
ストーリー事態のコンセプトややりたい事はよく分かりましたし、
別にそこは嫌いではありませんでした。
グレッグとレイチェルが段々と友情が芽生えていくのはわかりますし、なによりこれの面白いのが「恋愛」に繋がらないということ。
あくまで「友情」という視点だけでとらえて映画を進めていって、グレッグは友情を遠ざけたいのにたいして、レイチェルも白血病であまり関わりたくはないけど段々それがわかってきて…
なんか高校生ならではのその微妙悩みとかの感覚が日本人でもよく分かるとは思います。
グレッグの悩みや遠ざけたいのもあまり理由は語らないです。ですが、それも高校生ならではの感覚があって、個人的には何となく分かる気はするんです。
だからこの感覚が受けとれないか、受け取れるかでこの映画を楽しめるか楽しめないか別れるとは思います。
じゃあ、なんで「嫌い」なの?と思うかもですが、ここから映画として見て思ったことです。
まず、役者人があまり特別演技が上手い訳でもないし、下手な訳でもないんです。なんか普通なんです。
突拍子この人が上手いとは言えません。
グレッグ演じたトーマス・マンもなんか時々わざとらしい演技はするのであまり好きにはなれませんでした。
(まぁ、その場面での演技でもありますが、それでもわざとらしいです。)
あと、高校生の感覚としてとらえるとしてグレッグのお母さんはこれはこれでウザイ感じはあったんですが、
序盤のレイチェルのお見舞いにいかなきゃいけない理由がなんか訳が分からなく
例えるなら「この聖剣を持たないと世界滅びるよ」っていう感じ
本当にレイチェルのお見舞いにいかないと世界滅びるよ感の台詞をいうのでなんかそこは嫌でした。
あと、序盤でアニメーションが写ってそこまでは良かったんですが、
物語途中でグレッグが美女に肩に手を置かれた時にいちいち同じアニメーションが写るのでそこで映画のテンポを悪くしたなとは思います。
あと、最後にタイトルの「ぼくとアールと彼女のさよなら」ってついてるのにそこまで3人の友情が見られなかったのは残念です
グレッグ&アール、グレッグ&レイチェルはよく見るんですが、3人同時っていうのがあまりなかったので、3人の友情をもっと写してほしかったのはありました
ここまで色々言いましたが、ストーリーとしては好きですし、好きな場面や好きな台詞も見つかりました。
ただ全体的に脚本や演出が「ん?」ってなるところはありますし、最後の最後で見せた映画も…んー……なんかあまりよくわからないままでした。
とにかく「惜しいな」っていう映画になっちゃったなと、私は思います。
■まとめ&評価
最終的な評価は…
☺☺☺☺☺|⚫⚫⚫⚫⚫
5/10です。
別につまらなくはないです。ただなんか本当惜しい感じです。
けど他のレビューを見る限り、面白いという意見もありますので、見てみてはいかがでしょうか?
はい、そんな感じで!