『レヴェナント:蘇えりし者』(原題・The Revenant)です!
注・ここから先はネタバレが含まれることがあります。また、個人の見解で話しています
■予告
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■Review
レヴェナントは2015年アメリカで公開され、2016年に日本で公開された作品です。
主演のレオナルド・ディカプリオはアカデミー賞主演男優賞を受賞
監督は『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー賞を受賞したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督
また、音楽では日本でも有名な坂本龍一が担当しています。
1823年の西武開拓時代のアメリカ、毛皮を採取するハンターチームの一人ヒュー・グラスは山の中で熊に襲われ瀕死の重症を負います。
そしてヒュー・グラスは置き去りにされてしまい、置き去りにした仲間の復讐劇とサバイバル生活を描いた作品です。
簡単に説明しましたが、置き去りにした犯人はトム・バーディ演じるジョン・フィッツジェラルドです。
彼は一緒にいたヒュー・グラスの息子も刺し殺し、置き去りにしたことで、復讐劇が始まるんですが、
そのヒュー・グラスとジョンの復讐を淡々とやるのかな?と思ったんですが、8割り方がサバイバルです。
ただこのサバイバルがかなり過酷で…
これをやるなら無人島0円生活をした方がマシです
この映画のサバイバルですが先程言った通りかなり過酷です。
なんか休むまもなく色々と驚異に溢れていましたね。
自然だったり、仲間や敵、動物だったりと様々なものが彼にとっては敵ではあります。
そういう意味では見てて可哀想ではありました。
この映画で素晴らしいのは映像ですね。
明るい部分はあまりなくて、雪やら夜やらでくらい部分はたくさんでしたが、川や山や木々の自然的な映像は本当綺麗に撮影をしていたなと思います。
綺麗は綺麗でもあまり主張をさせないで、ちゃんとキャラクターとマッチさせて素晴らしかったです。
監督の前作の映画バードマンでもそうですが、長回し技法が上手いですね。
あまりカットをいれたりしていないので、すぐに世界観に入れました
なので、開始早々でこの映像を見たとき、スゴい映画だということが分かります
そのキャラクターですが、レオナルド・ディカプリオの演技は素晴らしかったです。アカデミー賞主演男優賞を取ったのも納得です。
痛みや苦しみだったり、サバイバルの中での葛藤が、台詞をほぼ発しなかったにも関わらず表情や呻き声などで性格が伝わります。
それからトム・バーディも良いキャラクターしてました。この映画のなかでは一番いいキャラクターです
一発目の登場から数分くらいで彼のキャラクターや性格は分かりましたし、なにより脚本もよかったので、彼にもスポットを当てることにより彼がなぜ置き去りにしたかという理由とかも納得はつきます
音楽は坂本龍一が担当しましたが良かったです。
音楽自体もですが、物語の繋ぎ目などに登場して、あまり前に出すぎないようにしてました。
自然の音だけでも良かったですが、この主張しすぎない音楽も入って、映画の雰囲気は抜群に良くなりました。
繋ぎ目に登場してきてくれたので、戦いのシーンや特に熊の格闘なども、音楽や台詞が入らずに鳴き声や呻き声だけなので迫力はあります。
全体からしたらストーリーや演出はあまり喋らず進行はするので私たち視聴者に感じ取れるような映画に成っていました。
ただなにを伝えたいかが途中からなにを伝えたいかわからずに見ていて、最後の最後でどんなメッセージだったのか、復讐をしてなにを感じるか分かったような気がします。
難しそうに見えて、案外テーマやストーリーはシンプルかなとは思いました。
■まとめ&評価
非常に満足のいく作品です!評価は…
10/10です!
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
大部分が生々しいシーンが数多くありますので、そういうのが苦手な人はおすすめしませんが、
それでも大丈夫だという人や映画好きなら強くオススメする作品です。
そんな感じで!
それでは!!

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