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映画『仮面病棟』ピエロの仮面より石仮面を被りたい。評価&感想【No.655】

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■映画情報


公開日/2020年3月6日

上映時間/114分(1時間54分)

監督/木村ひさし

制作国/日本

■あらすじ

ピエロの仮面をかぶる凶悪犯に占拠され、鉄格子で閉ざされた空間となった病院を舞台に、残された医師らによる決死の脱出劇が繰り広げられる。先輩医師から頼まれて一夜限りの当直をすることになった速水だったが、その夜、ピエロの仮面をつけた凶悪犯が病院に立てこもり、速水らは病院に閉じ込められてしまう。犯人に銃で撃たれて傷を負った女子大生の瞳を治療した速水は、瞳とともに脱出を試みるが、かたくなに通報を拒む院長や、院長とともに何かを隠している様子の看護師、さらには身元不明の入院患者や隠された最新鋭の手術室など、次々と不可解な事態に直面する。

引用元:仮面病棟 : 作品情報 - 映画.com

■ネタバレあり感想

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石仮面を被りたい!石(医師)だけに!(大スベり)

『仮面病棟』


現役医師でありながら小説家である知念実希人によるサスペンス小説の実写映画化
まず医者でありながら小説を書くとか多忙と多忙のタブルパンチを食らうわけですから、ポテチのコンソメダブルパンチもビックリな多忙さですよ(←???)


そういえば『バカとテストと召喚獣』などのライトノベル作家で有名な井上堅二氏も建設師しながらラノベを書いてたらしいですからね。まぁなんか上層部にバレて『バカとテストと召喚獣』を紹介する羽目になるって話は当時ゲラゲラ笑って見たものです。


そんな両立するのが難しい中で完成した作品の実写化。どうやら原作ファンからしたら「原作よりマシ」というレベル。果たしてどんな作品だったのか。早速レビューしていきましょう


また今回は犯人とか映画の本筋に軽く触れています。まだ未鑑賞の方は鑑賞してから見ることをオススメします。


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映画がミステリーなので出来る限りネタバレを控えた予告にしたかったのはわかります。ただあの予告を見て「あ、面白そうだな」という感覚より「まーーたこういう邦画ですか。お疲れ様です」と冷たい当たりになりますよ。だから宣伝が素晴らしいとは言えませんが意外とお客さんがいたのは驚きましたね


そんなクソな宣伝な割には意外と本編は良く出来たミステリー映画だったなとは思います。予告が良くて本編がダメだったやつはなん作品かありますが、逆のパターンは久々でしたね。


流石医師が書いた小説だけあって医療シーンな医師の専門用語やらの会話だとか説得力はありましたよ。主演の坂口健太郎がそれが似合っていたというのもありましたが、なんか脚本も納得してしまうというか。この映画も無駄に叫ぶシーンはありますが、自称医療ドラマのように無駄に患者に「死ぬな」と叫んだり、変に喚いたり、変なドラマもありませんから安心して見れますよ


ただあくまで素人の意見ですが、永野芽郁の傷を縫う際の手術はあれ髪が出ないようなヘッドキャップとかマスクとかしなくて良かったんですかね?
あと途中で患者の手術時間に関して坂口健太郎が「早すぎる」と言いましたが基本それが何時間かかるかも素人目からは分からないし、素人目からしたら3時間も長い方だからそこは教えて欲しかったのはありますよ


個人的にはかなりどうでも良いんですがあのピエロのマスクのデザインも良かったなと思います。どこで売ってるんだってツッコミはあるにはありますが、半分笑ってもう半分は口が下にいっているデザインなのでマスクの下の人の表情が分からないマスクの弱点を克服していて、見え方で犯人の表情が分かる面白いデザインになってましたね。




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実際途中までのミステリー要素や病院内での謎を解き明かすという部分は正直かなり楽しめました。そういう意味では誰もが楽しめるミステリー映画になっているのではないのかなとはおもっています。


しかしその反面何ヵ所かツッコミ所はあったし欠点が見えたのは残念でしたね。そのひとつの要因としては緊張感の無さ。
「いつでも殺せる犯人がいる」「少人数の中でもうひとりピエロとは別の犯人がいる」「限られた空間での行動」という条件の中で見ているこちらはあまり緊張感はなかったですね。


あと一番気になったのは永野芽郁の濃い化粧。終盤まで見れば永野芽郁の存在が分かるには分かりますが、やはり一度怪我していているし、何度か歩いたり階段上ったりするわけだから化粧が崩れてもおかしくはないんですよ。
いちいち何処かで化粧し直すのも笑えるし、他の女優は薄い化粧なのに永野芽郁だけ濃い化粧だとなんか映画事態永野芽郁を売りに来てるような感じもして嫌でしたね。まぁ永野芽郁が可愛いのは確かですが


それから序盤なら犯人が2人くらい絞れるのは確実だから犯人捜しの楽しみは薄れるし、勘のいい人はもう上映開始30分で犯人は分かりますよ。


そもそもの話さ、犯人がピエロの仮面をしていて顔見られてないのに永野芽郁を撃つ理由は無いわけだから結果的に永野芽郁が怪しいとは感づくんですよ
もし顔が見られたら撃つのは分かりますが、ピエロの仮面をしていて顔見られてないのに撃つ必要は無いわけですよ。


仮に目の前にいたなら彼女を撃たずに人質にして何処かへ逃走する訳ですからね。それにあの映像からでは絶対右の腹には銃弾はかすれもしないのは分かるから結果的に永野芽郁が嘘を点いてるのは明らかですよ。


アクション映画をバカみたいに見てる俺をあまく見るんじゃねーよ!!


他にもツッコミどころはあります。
何故か銃声が鳴ってるのに大人しい患者、バカみたいにうろうろ動き回るキャラクター、隠れる必要もないのにピエロが来たらナゼか隠れる、その場限りの当直医と患者を自由に動き回させる病院スタッフ、後半が空きだらけのピエロ、たかが20代で銃2丁とネックレス型の通信機をどこで買ったのか、銃を素手で触ったら指紋検査でバレバレだろ、てか永野芽郁は病院のスタッフ復讐するより交通事故に合わせた犯人に復讐するべきじゃない?とかかなりツッコミはありますよね


それは100歩譲ってもラスト辺りのシーンはかなり萎えましたね。記者会見で坂口健太郎永野芽郁に対して訴えるようなシーンがありましたが別に記者会見でそれをやる必要性はないし、恥ずかしいし、だったら本人の前で言えよって話ですよ。


永野芽郁がある人物を復讐しようと顔がアップするシーンで終われば良いものを変に「半年後」とか言ってちょっとだけその後どうなったか語るのも正直萎えましたね。


あそこでとどめれば視聴者が「あのあとどうなったんだろう」とか「永野芽郁はあの人を殺したのかな」とか一緒に見に来た人たちと語り合えたり、考察できたのにそれを失わせてしまったのは勿体ないないですよね。


映画事態は言いたいことは分かるんだけど、なんか同じような富裕層云々の話なら俺は純粋に映画の出来も含めて『パラサイト 半地下の家族』を推しますよ。
なんか素材が良いのに勿体ないけど、原作を読んでない俺でも原作よりかはマシという理由もなんとなく分かる。


まとめ:永野芽郁は最終的に可愛い


■評価

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最終評価は・・・





😀😀😀😀😀|😀●●●●

6/10です。



あまりミステリー映画を見ない人とか、ミステリー映画初心者の方にはオススメの映画かもしれません。ミステリー映画を頻繁に見る人は推せるか分かりませんが、けど娯楽映画としては十分な仕上がりと言っても良いかもしれませんね。





はい、そんな感じで!

それでは!