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映画『パラレルワールド・ラブストーリー』いともたやすく行われるえげつない作品!評価&感想【No.573】

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■映画情報


公開日/2019年5月31日

上映時間/108分(1時間48分)

監督/森義隆

製作国/日本

■予告


■あらすじ

脳の研究を行うバイテック社で働く幼なじみの敦賀崇史と三輪智彦は、親友でもあり互いを尊敬し合う良きライバルだ。ある日、智彦が紹介したいと連れてきた女性は、崇史が学生時代に密かに思い続けていた津野麻由子だった。そしてある朝、崇史が目を覚ますと麻由子が崇史の恋人として朝食を作っていた。麻由子が「親友の恋人」である現実と、「自分の恋人」である現実。2つの世界で崇史が翻弄されていく。

引用元:パラレルワールド・ラブストーリー : 作品情報 - 映画.com

■作品紹介

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どジャアァあああ~~~ン

どうも、KOUTAです。



今回紹介するのはこちら。
ここ最近映画界が東野圭吾が嫌いなのか、はたまた東野圭吾の名前を出しときゃ集客できるだろうと思いテキトーに製作してるのか分からないが、失敗続きの東野圭吾原作の小説をまたまたまた実写映画化。


本作は「付き合ってる彼女が、友人と付き合ってる!」という部分を題材に今時のネチネチ男子の姿を映しながら、アメリカの旗を使わなくともパラレルワールドの世界観を造り出した…と口にはしてるが実際はそんなことない開始10分で大体なんとなくトリックがわかるそんなミステリー映画。
そんなパラレルワールド・ラブストーリー』を紹介していきます。


最近の東野圭吾の小説が面白いのか、はたまた小説は面白いけど製作陣の手腕が細すぎてまったく良い作品にならないのか知らないけど最近の東野圭吾原作の映画はどうも外れが多いよ。


けど原作は面白いと言う意見をフォロワーさんから頂いたからたぶん今回も後者になるんじゃないかな?先に言うと私はそこまでこの映画にハマらなかったから早速レビューしていきますね。





まずは作品紹介!

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毎日同じ時間、同じ車両、同じ窓にいるひとりの青年崇史。彼がなぜそんなことをしているのかと言うと別の電車でたまたま目にする綺麗な女性に一目惚れするよ。電車の速度で別の電車に乗る人を顔認識できるのかと思いきや、電車と電車が同じ路線を走るから走行中重なることがあるんだよね。だからここでツッコミを映画は回避するよ。お笑い芸人ならかなり痛手だけどね。


そんな崇史は勇気を振り絞り彼女が乗る電車に乗ってみるも、彼女はいない所か彼女自信も崇史の乗る電車に乗っていたよ。駅に降りるも彼女はいなくて、結局彼は見つけられずに恋が終わっちゃうよ。なんか『君の名は。』みたいだけど、残念ながら大音量でRADWIMPSの曲は流れないよ。


すこし日がたったある日、崇史の友人である三輪と喫茶店で合流するよ。勿論オーラは見れないよ。
そんな彼はこれ見ようがしにはじめての彼女を紹介したいと、はじめて彼女が出来た男子特有の性質を醸し出しながらその女性が登場。なんとその女性はあの別の電車に乗った一目惚れの彼女だった。


「君の名は…!!」

吉岡里帆「津野麻由子です」


と目を覚ました崇史は「なんだ夢か」とさっきまでの出来事を「変な夢」として片付けるよ。そして彼の家には麻由子がいて、共に朝食をとり、キスしたりと彼らは恋人だということを視聴者に分からせるよ。


そして辻褄が合わないストーリー展開が映画の前半流れていくよ。例えば崇史と三輪が一緒に夕飯を食べる約束をしたのに、麻由子と崇史が夕飯を食べて次のシーンで約束通り外食をしていたり。アメリカにいるはずの三輪が、三輪と麻由子が付き合ってるときに日本にいたりとたぶんここら辺で頭が混乱すると思うよ。


ちなみにこれは私の勝手な妄想なんだけど、用事があるのかはたまたこの映画の混乱を招く演出と淡々とした流れに嫌気がさしたのか途中で数人は退場してしまうのは見たよ。だから先に言うとこれはかなり好き嫌いがハッキリ別れる作品だね。


そして崇史は自分のいる世界に疑問を持ち始め色々と謎を追求していくよ。果たして彼のいる世界が本物なのか?はたまた彼のいる世界が偽物なのか?!






というのがこの映画の大まかなストーリーですね。


先も言ったけどかなり好き嫌いは別れるかな。というのも最近の生易しい邦画特有のナレーションとかでの説明はないから、まずあまりにも一般向けではないのかも知れないね。同時に生易しい邦画を見すぎた人たちには良い刺激になる邦画とも受け止められるよ。


取り合えず見る前には様々な人の感想を目にして、そこから面白そうだなと思ったら見た方がいいかもね。ただ私からはそこまでオススメはしませんが。その理由をネタバレありでレビューします。


それではここからはネタバレありでレビューをしていきます!


■ネタバレあり感想

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108分ってこんなに長かったっけ?


結構長く感じましたね。やりたいことはわかるし、別に淡々としているのはいいんですよ。けどなんか面白い要素あるかと言われたら別に何もなかったですね。


一応恋愛映画として語ってるわりに恋愛要素がクソです。なんでどうでもいいキラキラ恋愛映画よりこういう暗くてジメジメした恋愛が記憶に残りやすいんだろうね。それくらい人間としてクズ過ぎる部分がこの恋愛に多くありました。


友人に好きな人が取られたからと言ってなんか知りませんが被害者ぶる崇史。それで無理矢理レイプしたり、「障害者だからあいつとセックスできないんだろ」と吹き込んだりかなり人間としてクズでした。


吉岡里帆演じた麻由子もきっとヤリ○ンなんでしょう。だってレイプされてるのになんで最終的に気持ちよくなってるんだろう。その精神が意味不明で、結局この女性は男にモテる自分に酔いしれていたり、イケメンとヤれたことに万々歳しているんでしょうね。ふざけんな。


しかもなにがムカつくって麻由子は「(三輪)トモヒコさんのことを忘れたふりをしていた」って言います。嘘つけ。例え崇史と暮らすのが嘘で演技をしていたとしてもあんな楽しそうに暮らせるかよ。自分も三輪と別れてイケメンと暮らした方が楽かなとか思ったんだろ?ふざけんな。


なによりこうしたレイプされてからの濃厚なセックスとか、クズ通しの恋愛を美化して撮してんのが腹立ちますよ。結局「顔が成り立たなかったり、障害者は恋愛なんてできないんだよ」と言いたいんでしょうか。現に三輪が目覚めたあとの話なんてないんですから、結局そういうことなんでしょう。そういうことなんだろ?


取り合えずこの映画で一番言いたかったこと書けたから自分的にはこの時点でスッキリしましたが、取り合えず他の箇所についても話していきます。


ミステリーと言って良いか分かりませんが、序盤の二つの世界が入り交じった混乱を招くシーン。別に説明なしでいきなりやるのは良いんですが、きちんと頭の中で整理すれば別に混乱はしません。混乱はしませんが疲れます。整理をいちいちするから、頭をフル回転してみるとか一緒に謎解きをするという楽しみはないです。なんかここ一週間のスケジュールを思いだし整理してる気分で疲れました。


それで二つの物語の軸を重ねるだけの話ですからね。『メメント』のような描写に似ていて最初は良いのかなとは思いましたが、ただ明らかに『メメント』と違うのは謎解きの楽しさだとか演出面の面白さが欠けていたということでしょう。


伏線らしき伏線もそんなに拾わなかったり実は伏線じゃないという時間の無駄な演出をしたり、謎解きを楽しむための物語のヒントをあまり出していなかったり出したと思えばいきなり現れたりその出し方が下手だったりしてましたね。崇史は三輪の部屋を撮って後々なにをしたかったんでしょうね。


108分驚愕といいますが、驚きも感動もありません。常に「ふーん。へぇー。はー。はいはい。ふーん。あ、宇多田ヒカルはやっぱ良いな」くらいでした。私先にTwitterに映画の感想話すんですが、特にこれと言った話す内容なかったくらいですからね。


キャラクターの演技についても皆同じで一本調子でしたね。皆暗い演技ばかりで「私は悲しい人です。よろしくお願いします」ばりに演技するから見てて退屈だし、それ以上もそれ以下もしないメリハリない演技を皆してましたね。


唯一良かったのは染谷翔太の演技でしょう。彼がいなかったらかなりこの映画はボロボロの雑巾みたいになってましたよ。まだ染谷くんがいたから使える雑巾レベルにまで保っていました。皆暗い演技してるけど、彼の演じる三輪の暗い演技が一番合ってたし一番説得力があります。


映画の結末もなんか古くさいですよ。横断歩道で崇史と麻由子がすれ違い振り向くとか古くさく、これも『君の名は。』を思わせる演出でしたね。三輪と崇史の関係も結局描かないから、恋愛としてもクソで友情関係も不十分な終わり方をしました。


で、パラレルワールドと言ってますがこの映画パラレルワールド関係ないです。用は記憶の改竄の話なんだって。笑えるよね。
結局キャラクターたちは嫌なこと全て消し去り自分の都合の良い記憶に書き換えるというらしいんですが、そこから得られる教訓ってこの映画からなにもないです。


つまり映画のような機械じゃなくとも、お酒をたくさん飲んで記憶を無くせばどんな罪でもどんな嫌ことも大丈夫ってか?そんなのなんの勉強になるんだよ。どこぞの若造だよ。どこぞのAAAだよ。「記憶にありません」って言えば良いってもんじゃないだろ。


取り合えず将来子供ができたら、子供には見せたくない作品のひとつとして入れさせてもらいます。


■評価

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最終評価は・・・





☺⚫⚫⚫⚫|⚫⚫⚫⚫⚫

1/10です。



結構良い評価を聞きますが、私のなかではあまり好きになれなかった作品です。一部のこうした意見があるよ程度で受け止めてくれたら何よりです。


良い意味でも悪い意味でも刺激的な作品ですので、見るのに迷っているのであればまず小説をよんでから映画館へ向かうのはいかがでしょうか?小説は読んでませんが、たぶん映画よりはマシです。





はい、そんな感じで!

それでは!