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映画『ファースト・マン』月の彼方へ さあ行くぞ!評価&感想【No.542】

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■映画情報


公開日/2019年2月8日

上映時間/141分(2時間21分)

監督/デイミアン・チャゼル

製作国/アメリ

■予告

■あらすじ

人類初の月面着陸という難業に取り組む乗組員やNASA職員たちの奮闘、そして人命を犠牲にしてまで行う月面着陸計画の意義に葛藤しながらも、不退転の決意でプロジェクトに挑むアームストロング自身の姿が描かれる。

引用元:ファースト・マン : 作品情報 - 映画.com

■Review

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ファースト・マン』(原題:First Man)は、
ラ・ラ・ランド』『セッション』を描いたデイミアン・チャゼル監督による、人類ではじめて月面着陸をし足跡を残した宇宙飛行士ニール・アームストロングの半生を描いた伝記映画になります。

ジェームズ・R・ハンセンが記したアームストロングの伝記「ファーストマン」を原作にニール・アームストロング役を『ラ・ラ・ランド』でも出演したライアン・ゴズリングが担当します。





ニール・アームストロングという実在した人物は大抵の人が知る有名人です。なんせ月に行っちゃった人なんですから。当時の日本でも月にたどり着いたニュースには興奮してたし、大阪万博で月の石を見るために興奮してたり、興奮しっぱなしだったとか。
そして何より、ニール・アームストロングにはあの名言も有名ですよね。


地球は青かった
いやそれユーリイ・ガガーリン。はじめて宇宙行った人。


「燃えろ オレの小宇宙(コスモ)よ」
それは聖闘士星矢。てか燃えたらアカン!


「レインボーブリッジが封鎖できません!」
それ織田裕二!もう宇宙とは関係ないやん!いい加減にしろ!


はい、チャンチャン。


茶番はこれくらいにして正解は「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である」
そんなニール・アームストロングについてはそんなに詳しくはない自分ですが、デイミアン・チャゼル監督は私の好きな監督なので本作は非常に楽しみでした。


結論を言うとつまらなくはないです。ただ人によってはこの映画の良い部分を見つけられないで見終わってしまいそうだし、数日たてばすぐに忘れてしまうそんな作品だったかなと思います。


音響の迫力やそのリアリティさ、映像なんかは本当に映画映えはしていたからぜひとも映画館で見てほしい作品なんですよね。ただ如何せんストーリーにそこまで引き込まれなかったのは残念でした。


伝記映画だから多少淡々はするからそこは仕方ないです。ただ物語が色々と中途半端に描いていたり、その流れに乗ったのかいろんな映像の撮り方をしていて見ていて興味深い部分もあればその様々な映像も中途半端に感じました。


例えばドキュメンタリー映像のように撮った映像や一昔前の映画みたいな映像、そして現代の美しい映像だったり様々な撮り方はしているんですが、そこに「なんでこうした映像で撮ったんだろう」っていう理由が明白じゃないので、途中から中途半端に感じたのかもしれません。


映像にたいして挑戦的に挑んでいたなとは分かりますし、そんなにイライラするような映像じゃないからまだマシなんですが、それでもちゃんと意味のある映像演出をしてほしかったですね。




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ストーリーや脚本も先程言いましたが、結構中途半端でした。キャラクターもニール・アームストロングに焦点を当てていたわりには、彼に関して最低限の情報しか与えてくれなくてそこから先のキャラの深堀が全然なされてないように感じます。


ニール・アームストロングの娘が早く死んでしまったり、仲間たちが次々に死んでしまったりとドラマを揺さぶったりしてはいたんですが、アームストロングのキャラが掘り下げてなければ娘も仲間たちも余計深堀してはいないわけで彼らが死んでも見ているこちらはなにも共感できません。


そもそも仲間たちも正直誰が誰だか分からないことが度々あったし、娘さんは特にいきなり序盤いきなり治療してるシーンを見せられ、1分くらい悩んでるニールが映り、そして死んでといきなり怒涛の展開を見せてくるから、これで彼の悲しみを共感しろと言われたら難しいし、「全員こうした感動に共感できるでしょ?」と当たり前でしょみたいに出されても何て受け答えたらいいか分かりません。


それでもニールが静かで悲しいことが起きても一人で全部抱え仕事を全うする人間だというのはよく分かります。ただなんだろう、ニールに会ったことないし昔の人がそうだったのかもしれないし、アメリカ人でなくとも人の性格が全員同じじゃなく多用な人々ばかりだというのは分かるんですが、ただこの映画のニールは昔の仕事一筋な日本人みたいで違和感あったんですよね。


これを今日本で公開されて若い人たちは果たして彼に共感できるのかな?共感できるとしても時代遅れな仕事一筋おじさま達くらいしか共感得なさそうな感じがします。それもどうか分かりませんが。


なんか全体的にもっと挑戦的でも良かったですよね。まだアポロ計画だとかジェミニ計画は分かりやすかったから、宇宙飛行士の当時の訓練をもっと撮したりしても良かったですよね。真面目なのは良いけど、真面目すぎて遊び心を忘れたような作品に感じました。
もしくは伝記映画にしなくても、オリジナルのSF映画にしても良かったですね。


なんだかんだ言いましたが、映像と音楽と音響効果は素晴らしいと思います。ストーリー重視で見に行こうとしたり、デイミアン・チャゼルだからと大きな期待をして見に行くよりかは圧倒的な映像と音響を体験しにいく感覚で見に行った方がいいかもしれませんね。


■評価


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最終評価は・・・





☺☺☺☺⚫|⚫⚫⚫⚫⚫

4/10です。



個人的には3連休カップルや家族と映画を観に行くなら『アクアマン』をおすすめしますが、SFや映画好きだったり変わった映画体験をしたい人はこの作品はピッタリかもしれません。




はい、そんな感じで!

それでは!