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映画『BPM ビート・パー・ミニット』評価&感想【No.489】

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■映画情報


公開日/2018年3月24日

上映時間/143分(2時間23分)

監督/ロバン・カンピヨ

製作国/フランス

■予告

■あらすじ

1990年代初頭のパリ。エイズの治療はまだ発展途上で誤った知識や偏見が横行する中、ACT UP Parisのメンバーたちはエイズ患者やHIV感染者への差別に対してさまざまな抗議活動を行っていた。行動派のメンバーであるショーンは、HIV陰性でありながら活動に参加しはじめたナタンと恋に落ちる。しかしショーンのエイズの症状は次第に顕在化していき、ACT UP執行部に対して批判的な態度を取るように。そんな彼を献身的に介護するナタンだったが……。

引用元:BPM ビート・パー・ミニット : 作品情報 - 映画.com

■Review

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BPM ビート・パー・ミニット』(原題:120 battements par minute)は、
脚本家ロバン・カンピヨが脚本と監督を務めエイズ活動家団体ACT UPのメンバーだった自信の活動、経験を元に作り上げた映画。

この映画は2017年・第70回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した作品でもあります。





今年期待していた作品のひとつですね。エイズの治療がまだまだ発展していなかった90年代のパリを舞台に、生きるためにそして自分たちを分かってもらうように差別をなくすために社会に戦い続けてきたエイズ患者の若者を映した社会派青春ドラマ映画ですね。


ただ内容についても何も申し分は無いと思うし、演技も皆よかったです。エイズで弱っていって入院を余儀なくされたショーンというキャラも段々衰弱していく様はリアルだったし、エイズって怖いなと思ってしまいます。


しかし、結構退屈なんですよね。話自体もエイズ患者が社会に抗議する団体の姿を映して、それと同時にそのメンバーのショーンとナタンの二人の姿も追っていますが、そこまで大きなインパクトがなかった印象です。


確かにそのグループがやること自体目で見てもインパクトはありますが、なんか空っぽの事をしている人たちがただひたすら大きなことをしているった感じで見ているこちらは特に衝撃はなかったです。言い方は悪いですが。


劇中でも言ってますがこうした過激な行動が果たして社会で良い目で見られるのかという話合いもあります。実際その通りだなと思うし、こういう製薬会社に乗り込んだりしたところでエイズ患者に対する目はあまり良いものとして見られませんよね。


死が近いから必死になって訴えて、少しでも社会や世間に爪痕を残さないといけないという気持ちは分からなくもないですが、そこから普通の人たちが「エイズには気を付けなくっちゃ」とも思わないし、共感を得るというのも難しいです。


そのエイズを防止するためコンドームをつけようねという訴えも十分に言ってること正解だと思いますが、ただ「学校にコンドームの自販機が置いていないのは学校のせいだ」と言うのはそれは言ってることがめちゃくちゃなのではとも思いましたね。




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そんな講義とか運動とかを映しているからなのか、特にひとりひとりのキャラがとても薄いなとも感じててしまいます。個人的に映画で大切なのって映像とか音楽よりも、脚本とかキャラクターの描かれ方だと思います。


映画の中心になってたショーンとナタンに関しても特好きになれるっていう部分のキャラクター像はそこまでなかったし、他のキャラも特に深堀されてない薄いキャラだなとしか思えませんでした。


あと結構どうでもいいという言葉は酷いのかなとは思いますが、無駄にワンシーンに長く時間を使ってることも多くって眠くなってしまいます。セックスシーンもリアルにやっていたのは良いけど、そこまで時間を使わなくてもいいんじゃないと思うくらい長いです。


あと映画の作り的に過激な行動をして、皆で話して、パーティーしてセックスしてという同じようなことの繰り返しもあってそれも眠くなってしまった部分でもありますね。


もっと納めるべき部分は納めて、見せたきゃいけない大切なところはしっかり見せてくれた方が退屈には思えなかったし、伝わるところも伝わってたかなと思いました。時間も時間で長いからこの映画に関しては二時間くらいで良いと思います。


■評価


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最終評価は・・・





☺☺☺☺⚫|⚫⚫⚫⚫⚫

4/10です。




エイズの勉強に良い教材かなと思ってましたが、逆にエイズの勉強をする中学生とか高校生に見せても共感はしにくいし、余計そういう子たちには退屈なのかなと思いました。別に私教師ではありませんが。





はい、そんな感じで!

それでは!