KOUTAの映画DASH!!

映画、劇、色んな作品を簡単に、出きるだけ短時間で気ままにレビューするブログ。

映画『コーヒーが冷めないうちに』4回以上「クソ」って言えます。評価&感想【No.473】

f:id:Ko-tachannel:20181002174539j:plain

■映画情報


公開日/2018年9月21日

上映時間/116分(1時間56分)

監督/塚原あゆ子

製作国/日本

■予告


■あらすじ

時田数が働く喫茶店「フニクリフニクラ」には、ある席に座ると望み通りの時間に戻れるという不思議な噂があった。過去に戻るには面倒なルールがいくつもあったが、その全てを守った時、優しい奇跡が舞い降りるのだという。今日も店には、噂を聞きつけてやって来たキャリアウーマンの清川二美子や、訳あり常連客の高竹佳代と房木康徳、なぜか妹から逃げ回っている平井八絵子ら、それぞれ事情を抱える人々が訪れてくる。タイムスリップの引き金になるコーヒーを淹れることのできる数も、近所の美大生・新谷亮介に導かれるように、自分自身の秘められた過去に向き合っていく。

引用元:コーヒーが冷めないうちに : 作品情報 - 映画.com

■Review

f:id:Ko-tachannel:20181002232329j:plain

コーヒーが冷めないうちには、
本屋大賞2017」にノミネートされた川口俊和による同名ベストセラー小説を実写映画化した感動のコメディドラマ映画。ひとつの喫茶店で織り成す4つのストーリーで映画が進みます。

久々のレビューですね、お久しぶりです。またこれを投稿したら日が空いて新作が見れない日が続きます。申し訳ありません。
今回はTwitterのフォロワー様から就職祝として貰った映画のクーポンを使って、彼女が違う意味でおすすめしてくれたこの作品を鑑賞しました。

久々の映画のレビューですから張り切っていきますよー!
ちなみにもう公開から日がたってる作品ですからネタバレ全開で行きます。





とりあえず見た感想を言うと、思っていた以上にツッコみ所満載な部分もあってクソな作品でした。ハッキリ言うとクソです、この映画は。勿論なんでどう思ったのかは順番に話していきます。


まず私の映画経験の中から言うと邦画のキャッチコピーで使われる「あなたは二回この映画をみる」「あなたはこのラストに感動する」とかなんか知らないけど視聴者の感情や未来を決定つけるようなキャッチコピーは大抵滑りますし、私もこういうのは大嫌いです。だって本当に二回見るとか、驚愕やら感動するかなんてわからないじゃないですか


そしてこの映画はあろうことか人間の感情どころか回数まで決定つけてきやがります。神にでもなったつもりなんでしょうか?公開前から思っていたのは「4回泣くなんてそんなの分からないじゃん。もし4回以下なら金返せよ?5回泣いても金返せよ?だって4回以上とは書いてないんだし。」



で結果はどうだったか?





泣いた回数:0回
笑わせるシーンで笑った回数:0回
ため息ついた回数:4回以上



何となくこういう結果にはなるのかなとは思いましたが、ただ何回も映画に対してため息ついたのは久々ですね。笑わせるシーンで笑えませんでしたが、笑わせに来ないシーンつまりツッコミ所のあるシーンで笑ったのは2か3回くらいはありました。


序盤のシーンで一人の女性が過去に戻る席に座りたい為そこに座ってい石田ゆり子演じる謎の女性に声を掛けますがその女性は幽霊で人の声が聞こえなく、過去の世界から戻ってこれなかった人だと言います。


そんな幽霊に触れて見えてしまった女性は戸惑いますが、この喫茶店の人たちは店主は勿論お店に来るお客さんでさえ「見えますよ~」と軽いノリで言ってきます。


ここは霊能力者があつまる喫茶店なのかな?


なんの力なのかは分かりませんが、幽霊と説明されてしまったらそんな高確率でみんなに見えるものなのかな?しかもこの幽霊がオカシイのはコーヒーを普通に飲めるという事。幽霊だから物が通り抜けたり持った物もディズニーみたいに幽霊体になるなら分かりますが、それすらも無しで普通にもって普通に飲んでしまう。そして普通の人間とさほど変わらないから見ているこちらとしては幽霊という感覚で石田ゆり子を見ることはできません。




f:id:Ko-tachannel:20181002232353j:plain




そんなこんなでやっと本題に入って過去に戻るという話。石田ゆり子演じる幽霊はかたくなに席に移動はしませんが、トイレに行く時があってそのタイミングで過去に戻りたい人が席に座れるという感じです。


はい、幽霊なのにトイレに行きます。まあ確かにね、コーヒーを飲んだ後ってトイレに行きたくなるよね!カフェインあるからしょうがないよ!コーヒー好きあるあるをここで出してくるとは流石だね!HAHAHAHA(棒)


そして席に着くとコーヒーを入れてくれますが、このコーヒーを入れるシーン。どうも私の心と脳みそが汚れてるのかお湯を入れる時のじょぼじょぼと言う音が石田ゆり子がトイレしてる時に比喩表現に見えなくはないんですよ。


だからなんか汚い


そしてこのコーヒー湯気が立ち上り天井まで届き、蒸気で天井に水滴が垂れてきます。いやいやいや!


どんだけぐつぐつにお湯を沸かしてんだよ!絶対この店エシディシいるだろ!熱を操る流法使えるやついるだろ!!


f:id:Ko-tachannel:20181002233138j:plain


そして天井から垂れてきた水滴が落ちてコーヒーに入って、時間が過去に戻るという事なんですが・・・。絶対天井とかって掃除行き届いてないからこれがコーヒーに入るって飲むの躊躇うわ。


これに関してはただ単に汚い


んで、あんなに熱々だったはずのコーヒーがいざ飲むと「以外とぬるい」と言われるほど冷めてるというね。
「HEEEEYYYY あ ァ ァ ァ ん ま り だ ァ ァ ア ァ 」


f:id:Ko-tachannel:20181002233640j:plain


でこの時間に戻るときの演出なんですが、私の偏見だと思いますがどうもこれが『シェイプ・オブ・ウォーター』のパクリにしか思えませんでした。光指す水の中で人が入るという演出。去年までなかったのに今年の邦画ではちょくちょく見られる演出ですよね


そういう意味でも日本って悪い意味でいろんなものに影響されやすいですよね。『シェイプ・オブ・ウォーター』もそうですが『ラ・ラ・ランド』が流行ればカラフルなものを取り入れたり、『美女と野獣』『グレイテスト・ショーマン』が流行ればミュージカル風なものを取り入れたり、女子高生のダンスが流行ればテレビでキリキリとしか踊れない女子高生のダンスをテレビで何度も見かけたり・・・。


別に流行りに乗るのは悪いとは言いませんが、それがバカみたいに長くやっていってしかもその使い方がどうも下手くそなんですよ。そういう意味ではこの映画もそれを見せていたのかなと思いますね。




f:id:Ko-tachannel:20181002232423j:plain




そもそもなんでこの映画が泣けなかったのかというと、各話のエピソードがどうもスケールが小さいし割と普通なんですよ。共感しやすいと言えば聞こえはいいですが、私は普通過ぎて展開もきっとこうだろうなと予測できてしまいます。


あと各話に登場するキャラクター達もそこまで好きになれないんですよ。好きになれない人のエピソードを聞いたところで応援もできないし、共感もできません。キャラが弱いなら話で勝負するしかないのですが、その話も普通で微妙なのでなんの感情も沸き上がりません。


あと全体的に話に山場が無いです。ずっと平坦で進むから全体的につまらなく感じます。例えば過去に言ってる間に別のお客さんがその人を触ってしまって問題が起きたりだとか、過去に縋りつきたいと思ってるキャラがいて現代に中々戻ってこないとか、何かしらの問題や緊張を与えても良かったはずです。全部が全部平和的に終わってしまうんですよね。


それこそ幽霊になった石田ゆり子を言葉で説明せずに現代に戻れなかったどうなるのか、過去をすっとさまよってるような映像で見せるべきでした。そうすれば少しは各エピソードでも時間という緊張感は出来たはずなんですよ。


だから自己中心的なキャラたちの話や、俳優人のわざとらしい大げさな演技、緊張感のない話や行動を2時間見ていても私は感動はしませんでした。


なんかこの映画の演技見るとその場限りの仲間たちで作ったお遊戯レベルの演技に見えるんですよ。なんだろう、この映画の俳優人の演技がどのひとも一人で演技してるような感じがして、お互いが会話してるようには見えませんでした。過去の世界ならまだそういう世界の分かれ目って感じでまだなんとなく分かりますが、現代でもそういう一人芝居がずっと続きます。いわゆる予定調和みたいな感じですかね。


あと有村架純が演技しているというよりかは、台本をそのまま読んでる感じがしました。私は有村架純を素晴らしい女優と思ったことは一度もないですが、この映画でとうとう良い女優ではないなと確信に変わりましたね。


あと細かい部分を言えば笑わせるシーンが全然笑えないし、感動する部分も無駄に壮大な音楽をバカみたいに使ってるせいで気持ちが離れて、その壮大な音楽も全然映画に合ってないし、カメラの使い方や映像も映画というより素人が作った感じがしますね。どれもこれも「泣いてください」「笑ってください」の主張が激しかったですね


過去に戻った時に映像が結構ぶれてる時が多々あって緊張感を表したかったのかなと思ったのですが、仮にそうだとしても目障りだから逆にウザったいです。なんであんな無駄な事したのかな・・・。




f:id:Ko-tachannel:20181002232456j:plain




で、正直ここまでだったら10点中2とか1をつけてますが、終盤のシーンでもう点数を付ける意味がない映画だと分かりました。


有村架純石田ゆり子演じるお母さんに過去に行って合いにいくというエピソード。けど実は自分自身でコーヒーを入れて過去には行けなく、やってもらう人も時田家の女性じゃないといけないルールがあり、その女性が有村架純演じる数だけという事が分かります。


その恋人で婚約者でもある伊藤健太郎演じる亮介は数のお腹に赤ちゃんがいるという事を聞いてあることを思いつきます。そもそも結婚より先に妊娠させてるのに、お兄さんが普通に「それは別にいいんだ」って普通に許しちゃうのもどうかと思うけど。


でその考えたことが「赤ちゃんが女の子ならコーヒーを淹れられるんじゃないか」という事らしです。
・・・あのー・・・、正直見ているときに「まさかな」とは思いましたが、本当にそう来るとは思いませんでした。なんだろう、私のかなり個人的なことではあるんですがこういうの凄いヤダなんですよ。


なんていうんですか?俗にいう「私昔はアイドルになりたかったけど夫と結婚してそれを支えるために夢を諦めたの。だから私の娘には私の夢を代わりに叶えて欲しいのよね」って言ってるみたいなもんです。つまり、親の個人的な問題や夢を子供にまで背負わせるっていう事自体が凄い吐き気がするんですよね。


この映画の娘のキャラがあんなに前向きな子だったから良かったんですよ?それでなくても娘が母の過去を知って「私昔のお母さんを助けたい」っていうなら分かりますが、すべての希望を子供に託すみたいな・・・。


亮介も亮介で自分で過去とか未来行くなりして何とかしろよとは思うけどね。自分が行くの怖いからって自分はとりあえず助かるルート作りやがって。そもそも亮介はそういう描写なかったのに、どうして「八時に喫茶店に来てね」って言えたんだろう。まさか未来予知の能力を身につけた?


そしてラストのラストで今までつまらないエピソードを繰り広げてきたキャラたちが登場します。今の生活を映したかったのかとは思いましたが、それだけでなくカメラ目線でユーチューブのウザい広告並みに何か言っていきます。


この映画のメッセージとしては簡単に言うと「過去は変えられない。けど今があるから今をしっかり生きよう」という事なんですが、この映画のメッセージをあろうことか映画自身で俳優を使って話していきます。つまりこれラストに答えを提示してるんですよ。


これに関してはバカにされた気分でした。「お前らどうせ映画見ても何も考えないし、答え分からないんだろ?だったらもうここで何を伝えたかったのか教えてやるよ」と言われてるみたいでした。映画って何を伝えたかったのか、どんなメッセージが隠されたるのかっていうもの楽しみのひとつなのにそれを潰された気分になります。そしてこういういらない優しさのせいで、どんどん映画に対して考えない人が増えていくんですよ。


そんな安易な演出や下手な演技に加え、クソなラスト吐き気がする設定のせいでこの映画の味が余計に苦くなりました。ただただ苦いだけのまずくて吐きそうなコーヒーを飲んでる気分でした。


そういえば最後のエピソードで数に対してお母さんが「ずっと見守ってるよ」と言ってましたが・・・うーん・・・








コーヒーただ飲みトイレ離脱おばけにそんなこと言われても説得力ねぇーんだよなぁ・・・


■評価


f:id:Ko-tachannel:20181002232556j:plain


最終評価は・・・





⚫⚫⚫⚫⚫|⚫⚫⚫⚫⚫

0/10です。




もしかすると今年見た映画の中でクソだったかもしれません。ですが、とりあえずランキングが出来るまで分かりませんので今後変わるかもしれません。そしてまた数日くらいは記事の更新は空きますが、少しずつ昔の映画や今年公開されてDVDになった作品は見てるので、それが書けるようになったらまた更新しますのでよろしくお願いします。





はい、そんな感じで!

それでは!