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映画『チョコレートドーナツ』心打たれる最高な愛の物語。評価&感想【No.393】

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■映画情報


公開日/2014年4月19日

上映時間/97分(1時間37分)

監督/トラビス・ファイン

製作国/アメリカ

■予告


youtu.be

■あらすじ

カリフォルニアで歌手になることを夢見ながら、ショウダンサーとして日銭を稼いでいるルディと、正義を信じ、世の中を変えようと弁護士になったポール、そして母の愛情を受けずに育ったダウン症の少年マルコは、家族のように寄り添って暮らしていた。しかし、ルディとポールはゲイであるということで好奇の目にさらされ、マルコを奪われてしまう。

引用元:チョコレートドーナツ : 作品情報 - 映画.com

■Review

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『チョコレートドーナツ』(原題:Any Day Now)は、
1970年代ニューヨークのブルックリンでゲイの男性が育児放棄された障害児を育てたという実話に着想をつけ製作されたドラマ映画。

実話は実話でも大半がフィクションで、もし70年代ゲイが養子にしたときのぶつかる問題を描いています。





この映画を見るときの注意点としてはひとつ。「実話を元にしてる」と言ってますがあくまで実話をベースにした映画作品です。当たってるのは「ゲイが育児放棄された障害を持つ子を育てた」という部分だけで、本編に出るゲイのカップルや裁判の話は調べる限りはないです。なので9割オリジナル作品と思って見た方がいいかもしれません。


そうした分かりにくい宣伝で映画の良し悪しが別れるという訳でもありませんでした。個人的には大好きな作品でしたし、心に来るものや考えさせられる題材でした。やはり私は社会的に訴える映画が好きみたいですね。


この映画の鍵にもなるダウン症の男の子マルコを演じたアイザック・レイヴァは実際にダウン症らしいです。実際にそういうダウン症の人が演じたからこそリアリティはあるし、見ていて応援なんかもしたくなります。それに何より彼のひとつひとつの気持ちに感情移入できます。


そしてゲイバーで歌手を目指すルディ、それを演じたアラン・カミングの演技も素晴らしいです。ルディの過去は短く紹介はされてますがそれでも70年代のゲイに対する反発の中で生きてきたからこそなのか、ルディのひとつひとつの台詞には説得力がありますし、アラン・カミングの歌声も素晴らしく聞き惚れました。その歌にも訴える気持ちがぶつかってくるのが分かりますので、よりルディの気持ちがひしひしと伝わりました。




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この映画は基本暗めですし、題材も題材ですので好き嫌いは分かれそうな作品なのかなと思います。ただ訴えてくる物事や、この映画に隠されたメッセージ性なんかはどの人でも伝わると私は思います。


要はこの作品って簡単に言えば「助けたいのに異端だから許されないのはオカシイんじゃないか」と言いたいのでしょう。ゲイや同性愛者だから皆から嫌な目で見られ、子供を救いたいのに救えない、愛することは普通の人と変わらないのにそれがオカシイと思われたりと救いようのないシーンが数多くあります。


けれども彼らは頑張って、その現実の苦しみを叫んでいる姿には心をつかまれます。フィクション作品だけどフィクションのように感じない作品ですね。「グレイテスト・ショーマン」よりかなり心に刺さるものがあります。


今の時代は昔と比べてだいぶそれが受け入れられるようにはなりましたが、まだその人たちを嫌な目で見る人も少なからずいると思います。そういう人たちがこの映画を見ると少しはその人たちを違う見方をすることが出来るんじゃないでしょうか?


不満点を上げると作品の内容は本当良いんですが、この映画の宣伝が少し気に入らないです、さっきも言いましたがこの映画は実話をベースにしているフィクション作品なのですべてが実話とは限りません。


あと予告も明るい感じではありますが、本編は結構淡々としていて少し暗い作品です。邦題も『チョコレートドーナツ』で確かにマルコの好物ではありますがそこまで本編に大きく関わることもありません。幸せそうな作品として見るとガッカリすると思います。


■評価


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最終評価は・・・




☺☺☺☺☺|☺☺☺☺⚫

9/10です。

 


詐欺のような予告を気にしないでこの作品に集中居ていればかなりいい作品だと思えます。ぜひ愛する人とこの作品を見ることをオススメします!





はい、そんな感じで!

それでは!