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映画『恋と嘘』は設定を生かしきれてない茶番劇。評価&感想【No.378】

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■映画情報


公開日/2017年10月14日

上映時間/106分(1時間46分)

監督/古澤健

製作国/日本

■予告


youtu.be

■あらすじ


少し先の未来の日本では「超・少子化対策法案」通称「ゆかり法」が施行され、国民の遺伝子情報を分析し、国が最良の結婚相手を決める政策がとられていた。政府から通知が届いた者は恋愛禁止となり、国が決めた理想の相手が知らされるという、自由に恋愛が許されない世界となっていた。仁坂葵は、政府が決めた結婚相手と、そばにいる相手、その狭間で選択を迫られることとなる。

引用元:恋と嘘 : 作品情報 - 映画.com

■Review

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恋と嘘は、
漫画アプリ「マンガボックス」で連載され、2017年にもアニメ化されたムサオ原作の同名マンガを実写映画化した恋愛映画。

ちなみにこの『恋と嘘』の存在事態は知っていますが原作は未読、アニメも未視聴の状態でこの映画をレビューします。





特に大きな期待はしていませんでした。まあ、今までの恋愛映画と同じく多少笑えるような作品だったらいいなと思ったんですが意外とそこまでひどくはないなと途中までは思いました。勿論原作ファンやアニメファンからしたら国生したくなると思いますがそこまで酷いとは思いませんでしたね。途中までは。


良い部分を上げると原作のストーリーや話の内容が素晴らしいと思うのですが映画のアイディアや一部のストーリー展開はとても良くて恋愛映画があまり好きではない私でも多少は楽しめました。


主人公の葵と佐藤寛太演じた蒼佑が段々とお互いを好きになっていくというのは目に見えてそれは素晴らしいし逆に悪い部分でもありました。なんでそう思ったのかは後半でお伝えします。


全体的にはそうした自由の恋の方が良いんですが、政府通知で選ばれた恋愛の絆を描くところは上手く描けてたんじゃないかなと思います。ちなみに私はこのレビューを書く際に調べるまで知りませんでしたがこの主人公の葵、原作のあるキャラクターの娘という設定らしくそういう意味では監督か脚本家は知りませんが原作をしっかり読んでいるのかなと思います。


あとたまになんですが映像の撮り方も良かったなと思いますし、恋愛映画の俳優の演技にしては良い演技をする俳優が多くいたなと思います。特別この人が素晴らしいとは言えませんが、邦画の恋愛映画類で見るとまともに演技する人は結構いたし、劇団EXILE所属する佐藤寛太EXILEの中では良い演技をしていたと思います。




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不満点を上げるとまず全体的に古臭い。『アナザー』や『ReLIFE リライフ』などを監督した人なんでなんとなく嫌な予感はしてましたが、どうも恋愛映画のシチュエーションがとても古臭いんですよ。デートでクレープ食べて、水族館や雑貨屋でデートしたり、大道芸人(ピエロ顔)のパフォーマンスを見たりとどこか古臭い、


別にこれらすべて悪いとは言いませんがどうやら調べたら今の時代より20年くらい後の設定の話なんですね。そういう未来の話のわりにデートするところが色々時代遅れで服装とかも見るとあまり未来って感覚にはならないです。


別に20年もあとの話にする必要もなかったと思います。原作も調べてみると特に年月の設定は見当たらなかったし、今の時代でも少子化は社会的に悩みの部分でもあるので適用できると思います。


佐藤寛太が演じるキャラが金持ちだけど親を嫌っていて「親のいう事は聞かない」とかそんなことを言うんですが、行くとこ行くとこのデートが高級ホテルのラウンジとか、高級なレストラン、葵が欲しがってた高い物や指輪を買ってあげたりと高校生ではありえないようなデートやプレゼントをします。それでは聞きます。その金は誰のですか?考えることと行動が馬鹿みたいにかけ離れてました。


個人的に主人公の葵があまり好きになれません。演じた女優の演技がアニメっぽい芝居をするというのも理由ではあります。嘘をついてると前髪をいじる癖があるという設定がありますがその前髪をいじるときもわざとらしくて自然じゃないです。


この映画って誰かが決める恋愛より自由な恋愛が一番いいよねってことを語ってる割に、葵は政府通知で決まった相手とかなりイチャコラしています。そこで映画の説得力がなくなります。


途中で葵は北村匠海演じる司馬が好きだと気づきはしますがそうした好きになるというシチュエーシュンは少ないし、蒼佑との方が絆の深まり具合がいいので司馬と葵の絆はそんなに感じられませんでした。


結局葵はなにかと男をもて遊んでるような脚本も多く、それにノリに乗って芝居をする森川葵もあまり好きになれないで終ったんでとてももったいないなと思いました。


政府の重圧がある自由の利かない恋愛っていう設定のわりに、以外と簡単に恋人と別れることが出来たりとゆるゆるです。結構設定的に緊張感ある恋愛映画も作れそうなのにあまりその設定を生かし切れていないく、その設定なしでも普通に話は進められそうです。




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…でここまで行くと評価は3点くらいで終って良いんです。それでよかったんです。最後の最後のエンドロール後にエピローグ部分が無ければの話ではありますが、それが無ければこの点数で踏みとどめたのに・・・


一応ネタバレで話すと司馬はある病気で葵と治療のためにアメリカに行きます。ですが司馬は残念ながら死んでしまいます。墓の前で手を合わせてる葵のところに蒼祐が現れます。


そこで少し話をしてから蒼祐は葵に「クレープ食べに行くか?」と誘います。・・・これ何が悪いかって政府通知で選ばれた相手じゃなくって自分が本当に好きな人を葵は最終的に選んだんですよ。何気にキスまでして付き合っていても


けど自由な恋を選んだけどその人が死んでしまったから政府通知の相手とよりを戻すという終わり方だったんですね。葵もあの顔だとその気ではあったんできっとあのあと行って、何回かまたデートして、結婚するんでしょう。あーあ、長い茶番劇を見せられちゃったな・・・。


ちなみに映画とは関係ないですがこの映画の主題歌は阪本奨悟が歌う福山雅治の『HELLO』なんですよね。正直ただ歌ってるだけで特になにも伝わりませんでした。それだけです。


■評価


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最終評価は・・・




☺☺⚫⚫⚫|⚫⚫⚫⚫⚫

2/10です。

 


設定やストーリーは面白いのに特にそれがしっかりと生かされてなかったなと思います。政府の力とか、自由の恋愛とはなにかとかそういう部分も映してくれさえすればもっと面白くなりそうなのに勿体ないです。

まあ、つまらなくはなかったんで前回見た『プリンシパル』よりかはマシかなと思います。





はい、そんな感じで!

それでは!