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映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』評価&レビュー【Review No.227】

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■映画情報


公開日/2017年8月4日

上映時間/118分(1時間58分)

監督/三池崇史

製作国/日本

■予告


■あらすじ

美しい海辺の町・杜王町(もりおうちょう)に暮らし、見た目こそ不良だが心根は優しい高校生の東方仗助は、「スタンド」と呼ばれる特殊能力の持ち主。仗助のスタンドは、触れるだけで他人のケガや壊れたものを直すことができるというものだった。一見すると平和に見える杜王町では、このところ不審な変死事件が続発しており、一連の事件が自分とは別のスタンドを使う者たちによる犯行だと知った仗助は、町を守るために立ち上がる。

引用元:ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 : 作品情報 - 映画.com

■Review


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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は、累計発行部数1億部越える大人気少年漫画、荒木飛呂彦の『ジョジョの奇妙な冒険』を実写化した映画。


原作は1部から現在連載中の8部まであり、その中から日本を舞台にした第4部を実写化しています。


私はジョジョは全部見ていますし、アニメも鑑賞しています。高校の時からハマっている作品なので、実写化すると聞いたときは正直嫌でしたが鑑賞しました。
今回のレビューは少し原作と比べてしまうこともあるとは思いますが、
出来るだけ1つの映画として見てレビューをしていきます。

また、少しではありますがネタバレが含まれます。

 




この映画を見る前に少しだけレビューサイトを見ました。以外と賛否両論ある映画でしたね。


で、私としては素直に言えば結構退屈した映画でした。
あまり期待はしないで見たんですが、それを越える退屈な映画でした。


この映画を簡単に感想を言うなら、「映画を見ている感覚にならない作品」と言っておきましょう。
もっと酷いこと言うなら、「スペイン旅行を楽しんでるコスプレイヤーのホームビデオ」と思いました。


好きな人は好きと言いますが、個人的には否な映画だった為
なぜこの映画がダメだったか説明します。




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まず言うなら、アニメや漫画なら良かった事が実写になると可笑しいしツッコミたくなる部分が多かったです。
やっぱり実写なら実写でなにかしらリアリティがないといけません。
そういうリアリティがなくて、全体的にアニメのような台詞や行動が見受けられて、不自然な事がありました。


この映画のロケ地であるスペイン。原作の雰囲気にマッチするように選んだそうですが、やはりどう見ても日本ぽくないです。
一応この映画の時代設定は公開されていませんが、
もし現在の2017年であればその世界は日本らしくない国ですし、学ランやリーゼント、日本の交番とかかなり浮くんですよ。
逆に原作同様1999年であっても、その風景の世界観は90年代らしい日本の風景ではないし、スマホとか99年にはないような物があるのも可笑しいです。
それでもやっぱり、時々映るスペインの人たちや現地のポスターや電話番号、標識が映ると、それでも世界観をぶち壊しています。


だったら普通に、仙台市でセットを作って撮ったほうがまだ良かったです。99年の設定でその当時の物とかを作れば、当時学生だった大人たちもノスタルジックな気持ちになれるはずなんです。
態々スペインまで行って、映画を撮影した意味があまりなかったように感じました。
そもそも続編あるみたいな話はしていますが、そう何回もスペインに行けるのか?


もう一つ日本っていう感じではないなと思ったのは食事シーンです。敵側が一緒に食事をするときはまだ良いんですが、仗助一家の食事もナイフとフォークで食べるのはなんか・・・
日本って尊重するなら、仗助の食事くらい箸を使っても良かったと思います。



キャラクターについて話すと、どれも魅力的ではないです。見た目はやっぱりコスプレ感が半端ないです。
キャラ紹介を結構口でキャラ紹介することが多いのもあるし、一人一人が芯が緩いんですよ。
いらないと思ったのは小松菜奈演じる由花子。彼女は転校した康一の面倒係の役割で前半結構出ていたんですが、特に後半から特別なにかするという訳でもないんです。登場しているときも、康一に惚れている描写と言うよりは、行動や言動がただ面倒な女っていう印象しかありません


もう一人が伊勢谷友介演じる承太郎。彼はキャラ云々より、扱いが雑。
ただこの世界やスタンドの説明したり、アンジェロの説明を一人で長々と説明したり、不自然な部分が多いキャラでした。
仗助の能力も自分には使えないというのも「おまえ使えないんだろ?」みたいになんで使えないのかっていう根拠や描写もなかった。
承太郎はただ単に、不自然な説明セリフを話すキャラになっていました。


その割にはスタンドの説明は雑ですね。

「悪霊」という形でこの映画は説明するだけで、ジョジョファンはまだわかるから良いとしても、初見の人に関しては最後まで「結局スタンドって何なの?」状態になるはず。
これ以外にも、結構初見の人を置いてけぼりにするような説明不足な部分はあるし、ファンも聞いてもなんのこっちゃってなる人もいるかもしれません。




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主人公の仗助に関して言うなら、演じた山﨑賢人はあまり役作りをしていないなと思いました。
演技は下手だし、セリフすべてカッコつけてるように聞こえるからいう言葉すべてダサい。それにやっぱり体つくりがしっかりやってないから弱そうなんですよね。
これはほとんどの俳優にも言えますが。
一番まずかったのは、重症してフラフラしてたのに普通にその後立ってたり走れたのか不思議です


仗助の映画の設定が2年生なんです。べつにそこはいいです。
ただ、髪を貶したヤンキーがなんで仗助の事を知らなかったのか気になります。
一年も目立つ髪形や服装をして、髪を貶されると怒るというのは周りにいる女の子も知ってるし、その1年で誰かしらバカにしてボコボコにされたって人はいるはずです。それなりには噂は広まるから、この絡んだヤンキーが仗助の事を知らないのは可笑しいかと。
まぁ、バカにしたヤンキーもあんたも可笑しな髪形やんってツッコみたくなりましたし、仗助がなんでそこまで怒るのかというのも説明されません。


だから、色々説明不足で色々追加や改変が起こって可笑しな脚本になったりと、初見の人は見ても納得はしないだろうし、原作ファンも見てもこういうのを見ても好きにはなれないと思う。
虹村兄弟のお父さんの話は本当に雑ではあった。怪物になった理由が「バチが当たったから」。バチって怖いね。



スタンドについて話すと、これも嫌いです。
クレイジーダイヤモンドやスタープラチナが結構薄いんですよ。薄いから戦闘も見えにくいのに、そもそもほとんどが暗い場所でやるからよりアクションが見えにくい。
で、スタンドのアクションも大体一緒ではありました。細かく言うなら気持ちの強さでそのパワーが増したり、弱ったりっていうのがあまりないから、ほとんどのアクションが同じように見える。
まぁ、それも俳優の演技力の問題でもありますが・・・・


そのスタンドのCGも雑なところがあって、特にバットカンパニーがパラシュートで降りる時、パラシュートの光源が下りてるのにが当たり方が皆同じでした。
けど、バットカンパニーはその場にいるという感じはして良かった。ほかのスタンドはデザインとか技術面でも、その場所にいるという感じはしませんでした。


そもそもスタンドバトルがかなり力任せなんですよね。原作のスタンドバトルでいいのは自分の能力での頭脳戦や心理戦がおもしろい部分でもあるんです。
それがなくって、力だけで行くのはやっぱ見ていて飽きるし、バトルの面白味がないなと思います


他にいうなれば、CGとは関係ありませんが、スタープラチナ「オラオラオラオラ!」とかクレイジーダイヤモンドの「ドラララララ!」は全然強さがなかった
なんかエコーが強かったり、そもそも声自体が弱いからなんかラッシュが変な感じでしたね。




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演出部分で一番気になったのは、セリフを言った後やシーンの前後辺りで2~3秒ほど長めに映してました。
だから映画全体がテンポ悪い。
どうでもいいようなセリフのないシーンを長めに映すのはほんと謎です。似たようなのだと去年公開された僕だけがいない街に似ています。


それから結構同じような位置をずっと撮っていたりしました。飽きます。
同じ場所を長回ししても、結局同じ位置だから見ているこちらとしては飽きます。
少し長回しが下手だし、それをやった意味も分かりません。



まとめると、演技は下手。カメラ使いや演出は謎。キャラもどれも薄い。スタンドもバンダイに頼っている割には見えずらい。世界観もスペインに行くほどでもない。音楽の使い方は下手。ツッコみ所満載で雑な脚本。
てか、演技は神木隆之介とか山田孝之など上手い役者揃えてるはずなのに、この人たちも微妙です。


結局この映画、どの層に向けて作られたのか見終わった後でもわかりません。もちろんジョジョファンは実写なんて望んでいないから見に来るわけでもないし(全員が全員ではないとは思いますが)
かなり個人的な話ですが、この映画原作や映画事態を侮辱してるようにしか思えないんですよ


ジョジョっていう有名な名前を借りて、有名な役者をとりあえず捕まえて、映画を作って大儲け出来たらいいなっていうのが見えてしまいます。もちろんそう思ってないかもしれません。
ですが、色々改変とかさせて雑な脚本を作ったり、ニュースで見ましたがジャパンプレミアムではロケ地の話しかしないで映画やジョジョの話してないじゃないですか。
誰一人としてこの映画に熱意とか愛とかないんですよ。


実写版『銀魂』の良い部分は、役者やスタッフが銀魂を分かっていて大体が銀魂ファンで、アニメとかのファンもいるけどちゃんとそのファンたちにも納得してもらえるような良いものを作ろうとする団結力や熱意があって、面白い作品が出来たんだと思います。
しかし、このジョジョにはそう感じられませんでした。


とりあえず有名な作品の実写化をして大儲けして、また続編作ろうというのが結構伝わりました。
映画もビジネスというのは分かってはいますが、しかし映画は娯楽ですし映画を見ているときにそんなことを思いたくありません
そう伝わってしまったら、失敗だと私は思います。


■評価


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最終評価は・・・




⚫⚫⚫⚫⚫|⚫⚫⚫⚫⚫

0/10です。

 


はい、非常に残念な映画です。今年公開された映画の中では初の0点です。
一応レビューサイト見ると好きな人は好きらしいです。
一応感想は個人それぞれなので、変に間に受けないで見に行きたかったら見に行けばいいと思います
ただ、私としてはあまりオススメはしない映画です。





はい、そんな感じで!

それでは!