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Ko-taブログ~気ままに映画レビュー~

映画、劇、色んな作品を簡単に、出きるだけ短時間で気ままにレビューするブログ。

映画『ディストラクション・ベイビーズ』評価&レビュー【Review No.099】

2016年映画 映画 邦画

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■映画情報


公開日/2016年5月21日

上映時間/108分(1時間48分)

監督/真利子哲也

製作国/日本

■予告


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■あらすじ

いつもケンカばかりしている泰良は、ある日突然、町から姿を消し、松山の中心街で強そうな相手を見つけてはケンカを売るようになる。そんなある日、裕也という青年から声を掛けられた泰良は、裕也と一緒に通行人に無差別に暴行を加え、車を強奪。その車に乗りあわせていた少女・那奈も巻き込んで松山市外へと向かう。

引用元:ディストラクション・ベイビーズ : 作品情報 - 映画.com

■Review


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ディストラクション・ベイビーズは去年の2016年に公開されたバイオレンス映画になっています。


監督は真利子哲也という方で、彼の映画はこれが初めてです。
なんか、この前にもなにかしらの作品は作っていた話はあるんですが、
初めて聞いた名前ですし、始めてのこの監督の作品になっています。





この映画はですね………

凄かったですw

スゴいといいますか、見終わったあとの不毛感だったり、スッキリしない感じは今までの映画の中では一番です。

去年の映画でカルテル・ランド』があったんですが、こっちも良い意味でのスッキリしない終わり方をしたんです。

この映画は、それを軽く越えましたねw



で、この映画を好きになれる人はかなり少ないと思います。
大半以上が嫌いな作品だと思うしこの映画を好きになることが珍しいかなと思います。

というのも、この映画はほとんどが喧嘩に始まり喧嘩で終わる映画で、
ずっと喧嘩な映画なんですよ

それだけならまだ良いんですが、ヤンキー映画やスパイ映画みたいに殴り会いを見ても、あまりいい気分になれません。
むしろ恐ろしいし、胸が痛くなるし、正直な話序盤は本当に吐き気がします。

相手が本当に悪いやつなら良いんですが、逆に主人公が悪い奴で相手は特別なにも悪いことはしてないんですよ。
ヤンキーがちょっかいしたくらいで、あとは強面の人や、一般市民の男性をとにかくぶちのめす。

それに、菅田将暉演じる下手れな高校生も途中から暴力を降るうんですが、下手れなんで女性しか狙いません
それでも、女性に本気で殴ったり、蹴ったり、踏んだりしてくるんで、それだけでも嫌な気持ちになります。

この映画に関してはオススメできる人は本当に僅かですし、生半可な気持ちで見ると辛くなります。

私の近くのTUTAYAでも、注意書されるくらいの映画です。

 



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ですが、これ自体最低な暴力を出しても映画自体は面白いんです。



まず、演技は皆さん上手です。そこらのアイドルがやる演技よりも遥かにうまいです。
これが役者だぞ!っていうのを見せてくれます。

特に光っていたのは、主演の柳楽優弥です。

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彼はあまり台詞を言わずに、少し表情と
暴力、そしてそのカリスマ性で凶器じみた演技をしてくれました。

暴力しているときは表情は無に対し、それ以外の時は喧嘩を待ち望んでいるかのように、楽しそうな顔をしていたりしています。

そのバランスや表情が変わるときの不気味さや、喧嘩のときに真顔になっているときの怖さが映像面で伝わります。

彼が映画のなかで言った唯一の残る台詞

「楽しければそれでええけん」

ずっと台詞を言わなくても印象に残るのに、あえてこの台詞を言わせたことで頭に残るし、なぜか格好いいなと思ってしまいます。

どこか、松田優作のような怖さを醸し出した演技には拍手です



それから菅田将暉も素晴らしい怪演です。

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先程も言った通り最初は下手れな高校生ですが、泰良の喧嘩に見とれてコンビを組み、女性は蹴り飛ばすは殴るはで、強い奴が来たら泰良任せにするという汚い野郎です。

そういった嫌いになるキャラを心から嫌いにさせてくれたキャラクター作りや演技は圧巻ですし、しっかり俳優人とのバランスも考えられた演技をしてくれます。

腹が立つし、嫌いにキャラにはなりますが、映画の中では一番考えや心情が伝わるキャラクターでした。

他にもいろんな俳優などの演技は素晴らしいです。
とにかく変に有名役者を使わないで、期待の若手俳優を起用したことには好感は持てますし、

その期待を裏切らない演技をしてくれます。
喧嘩の所が嫌いな人でも演技自体は好きになれるかもしれません。




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結局この映画がなにを伝えたかったのかは、途中まではあまし分かりませんでした。

しかし、見ていくうちに分かったのは

「人は何かしらの狂気を隠している」

ということ


菅田将暉演じたキャラも泰良の喧嘩を見て、あんな女性を暴行したり、性犯罪をし始めたし、

那奈という女性も、万引きなどしましたがあることでその狂気がより強くなったりします。



とにかく、人間がいつ犯罪を犯すか分からない時代にこの映画では「あることをきっかけにもしかすると貴方も犯罪者になるかもしれません。」というのを伝えたかったのかもしれません。

死は隣り合わせと言いますが、もしかするともう一方の隣は「狂気」なのかもしれませんね。



結局ラストは不毛的な感じで終わりますし、喧嘩は本当に見ていてイヤになるような映画なんです。

しかし、少したったらもう一回見たいなという気分になります。なぜか。

演技は最高だし、メッセージ性もあり、また喧嘩も喧嘩で最後まで痛そうだし、殺陣のように見えなく、本当にその場で喧嘩をしてるんじゃないかという思っちゃいます。

賛否両論はありますが、個人的には満足のいく作品でした。



そんな感じですね


■評価


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最終評価は…


☺☺☺☺☺|☺☺☺☺☺

10/10です。

( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆


個人的には面白かったし満足ですが、本当に嫌いな人は嫌いになります。
好きな人は好きになります。

特に女性なんかは見るのが辛くなると思います。
『マッドマックス 怒りのデスロード』を見てイヤな気分になったら見ない方が良いでしょう



とりあえず、映画好きの方々にはオススメの作品だということは言っときます





はい、そんな感じで!