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KOUTAの映画DASH!!

映画、劇、色んな作品を簡単に、出きるだけ短時間で気ままにレビューするブログ。

映画『サウルの息子』評価&レビュー【Review No.036】

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どうも、Ko-taです。


最近めっきり涼しくなりました。冬も近いです。


さて、今回見た映画はサウルの息子


1944年の当時のナチスにいた"ゾンダーコマンド"という部隊にいた一人の男の物語です。

それでは、『サウルの息子』(原題・SAUL FIA/SON OF SAUL)レビューします。


注・ここから先は個人の見解で話しています。


■予告


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■Review


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1994年ユダヤ人のサウルは、アウシュビッツ=ビルケナウ収容所で、特殊部隊"ゾンダーコマンド"に抜擢されます

同じ同胞の死体処理をする中、ある日、自分の息子と思う子供がガス室で倒れています

彼はその子供に弔いをしようとしますが、それと同時に仲間たちが脱出の作戦を企てていました。


まず映画レビューする前に"ゾンダーコマンド"とはなにか説明をします。


■ゾンダーコマンドとは?


第二次世界大戦ナチス(現・ドイツ)が強制収容所にて、ほとんどユダヤ人の囚人たちに、ユダヤ人のガス室の死体処理。仕事内容のほとんどは明かされない。


比較的他の囚人と比べるとマシな生活ではあったが、強制労働はされた為、自殺する以外この仕事を辞めることはできなかった。


ナチスはユダヤ人を全滅させ、この"ゾンダーコマンド"という歴史や証拠を隠しましたが、"ゾンダーコマンド"が密かに記録をしていた「アウシュヴィツの記録」により世間に広まります。


…………


……



処刑とかの仕方は大体中、高校生くらいで授業するので今回は触れません。


そしてこれに目をつけたネメシュ・ラースロー監督によりこの映画は製作されました。



まず、なにかとこの映画で色々と言われているのは映像面です。


しかし、これは私は好きでした。


主人公のサウルだけをアップで写して、背景はボヤけた映像が続きます。
さらにあまりカットをしない、なが回しによって終始サウルの目線、もしくは、サウルを見た映像になってます。


話では35mmフィルムで撮ったとは聞いていて、私はあまりカメラとかは詳しくないですが、あまり最新のものではないなとは感じました。


かなり背景はぼやけてて、時々手振れだったりとかが起こったりしたんです。


しかし、この撮り方がかなり映画の緊張感を出してくれたなとは思います。


サウルしかしっかり写していなくて、背景があまりわからない中、その周りではなにが起きてるかあまり分からない。

つまり予測ができないんです。


その予測できない映像の撮り方、演出で戦争という舞台での緊張感はだせていたと思います。



そしてそれをずっと撮られてたサウル役のルーリグ・ゲイザーの演技力は良かったです。


この映画ではあまり台詞がないので、そのキャラクターとして生かせないといけないですが、十分な演技です。


その収容所の中にいる緊張感や、子供をみたときのすぐに父親のような顔立ちだったりとなにも文句はないです。



歴史的な点ですが、これもよく描かれてました。


歴史を消さまいと、違法な記録を撮っていたり、死体処理のシーンであったりとその描写はよく写していたなと


埋葬の仕方がなぜ、土で死んだ状態のままじゃないといけないのかっていう理由もかなり納得はいきます。
(しかし、これは国や宗教のことですので、先に調べておくほうがいいです。)



あとこれはネタバレになるんですが、自分の息子が実は息子ではなかったり、最後に子供が現れサウルが微笑むシーンとかですが…

結局『息子』とはなんぞや?

これに関しては映画評論家の町山智浩さんのコメントを一部引用します。



それは、あの「息子」が蘇ったように見えただけでなく、

その少年がサウルたちを目撃すれば、彼が後世に伝えてくれるだろうと安心したからでもあるでしょうし、

我々、観客に向かって、「これを見てくれたよね? なら、もう二度とこんなことをしないよね」と希望を託した微笑みでもあるでしょう。

引用元:『サウルの息子』の息子とラストについて - 映画評論家町山智浩アメリカ日記


この理由が一番私の中ではしっくり来ています。


さらにこの方は、息子は自分の息子ではなくても、ナチス全ての未来の象徴と言っています。


■まとめ&評価


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色々な人が意見を言うなか、私が思うに
この映画は一番戦争はしてはいけないとメッセージが強い映画だと思います。


もちろん色々な戦争映画はありますが、私の中ではこれがかなり心を打たれた作品です。


勿論最終評価は…

☺☺☺☺☺|☺☺☺☺☺

10/10です。

( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆


映画好きならかなりオススメはしたい映画でした。


好きにはなれますが、映像面では好きになれないという人もいると思います。


ですが、ストーリーやメッセージ性は強いので見て損はないです。


では、そんな感じで!

それでは!


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◆次回『殿の利息がヤバイ時代劇映画をレビュー』